「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

著作権

2004-11-02 19:33:22 | その他
本日は週休、午前中は市立図書館にて調物、午後はそれらのまとめと思うも何故か眠ってしまい気がつけば夕方、なんとももったいない一日を過ごしたものか・・汗

著作権、刊行物や資料、音楽に写真・・・とにかく昨今、肖像権とか著作権が叫ばれている。
特に個人の範囲ながらウエブサイト等を公開している自分としては気になるところでもあり、けっこうこれらには配慮しているつもりである。
ホームページ開設間もない頃、メールでも指摘、「あなたが使用している図はなんかの雑誌からですか、それらの図にも著作権が付いているはず、断りなしに使用するのは止めましょう」という内容であった。この時までまったく考えもしなかった事で、自分で金払って買った本をどう使おうと私の勝手であろう、本は私のものである・・こんな考えだったのでむしろ反論めいたことを返信した覚えがある。
しかし、どうも後味が悪い、少しネットにて著作権について調べもしたが、納得したりしなかったり、しかし、少しは考えるようになった。
その後、年に2度程は指摘があったが、面倒臭いので指摘されたのは削除で対応してもいる。しかし、書籍や資料に関しては引用という形であるものの、全部引用するものではない、そこに自らの意見なり考えも交え、似てはいるもののそこには自分の記述として成立しているのではないのか、そう思ったりもしている。あくまでも参考として一部抜粋もしている。
だが、何処かで自分が記述した同内容のもの、酷似した内容を見たりすれば、いい感じはしないのは確かでもある。
以前、出版社に訪ねたことがあった。どうしても使いたい図があったが、図には描いた方、或いは所蔵している方の著作権が付いています。出版社はその承諾を得て掲載している、図に関してはその個人なり団体から承諾を得てください・・全くそのとおりである。しかし、当時編集に関った担当は退職され、図の仔細はわからないとのこと、さらに黙って入れはわからなかったものを・・といわれた。これは削除で対応。
また図書館の資料に関しては、古いものが多く、調べられた方々も亡くなっており、図書館の上役の判断にてコピー等を許しております・・とのこと。
先人の郷土史家の方々は、自らの研究成果の集大成である資料、しかし、これらを後世の研究者にも活用していただきたい、そう願ってのものでもあると思います。これらをありがたく使わせていただく、これが研究者にとって一番良いことなのではないでしょうか・・。
勝手な理屈ばかりですが、とにかく事を荒立てることなく、著作に関しては今後、特に配慮して参りたいと思います。
コメント (2)
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