「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

講演会

2004-11-01 09:16:33 | 歴史・民俗
早くも11月突入・・とにかく一週間が瞬く間に過去っていく、ついでに一ヶ月も早いと感じられる・・そのついでに半年、一年の単位ですら早いと感じられるのは歳のせいか?
今月中頃、二週間も経たぬうちに雪が舞い、冬タイヤの交換となる。

31日、八戸市で開催の歴史講演会(シンポジウム)に参加してきた。
「中世糠部の世界と南部氏」ほぼ一日にわたる内容で十分堪能できたし、勉強にもなった。八戸市、その近在、関連地域の方々で会場はほぼ満席状態、自称歴史家、、歴史好き、自他認められる地域では名の知れた郷土史家の面々も顔をそろえておりました。
しかし、こういった類の講演会には何故かご年配の男性が多い、ほぼ8割方である。女性も年配の方がほとんどである。若い女性、男性も数人といったところ、やはり歴史好きは変わり者、あるいはダサいといわれる由縁なのだろうか。私は中年ながら下から数えれば若い方ベスト10には入ると思われました。

この講演会で、ひとつはっきりしたことがございました。公式発言ではないものの、南部一族が平泉攻めの戦功で糠部郡を源頼朝から拝領されたという所伝は今やなんの根拠もなく、史実性は極めて低いものであるということ、関連資料の提示も含め、納得ゆくものでもあります。私もこの説を支持しておりますし、これらの資料(書籍等)で確認もしております。
また八戸氏の出目、これはたいへん驚愕する内容ながら、この春の山梨身延町訪問の際に確認しておりますが、波木井氏と関連はするものの従来の通説を覆す内容もあって、これは新たに発展する事柄と思われ、私自信、今後の調べと共に諸先生方の研究に期待するものでもあります。
いずれにしろ私が拙サイトで展開してきた内容にほぼ近い見解が示されていること、私は書籍等を主に単なる引用とか参考として活用はしているものの、南部氏に関しては遠野という地域に住まいしている関係で、人が先に調べたものではありますが、資料等を閲覧できる環境にいるということ、今後これらを上手く活用しながら自分なりの研究をしていきたい、そう考えております。
素人、愛好者・・これらを逸脱するものではございません。
コメント
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