本日もスカッと晴れ渡りましたが、良かったのは午前中で見事な遠野ブルーが広がっておりました。
小生、当直明けでしたが、当直夕方から翌朝まで色々とあって、その事務処理的な内容で帰宅時間がいつもより遅くなり、青空ハンターに出遅れてしまいました。
ということで、お昼頃でしたが、予てより少し見てみたい城跡の一角があって障りだけですが探訪して参りました。
「鍋倉城(遠野城)」南郭部分

某果樹園様の敷地に隣接するということで、進入路はりんご畑をかすめるように密かに鍋倉山へと向かう。
遠くから見ても4段のしっかりとした帯郭跡が確認できる。

逆側・・・下部方向

南部分の帯郭



鍋倉城の前面となる城下側(北側)は沢里屋敷や三の丸といった北側斜面は大型の帯郭が見られ、流石遠野の主城といった威厳があり、紫波高水寺城の帯郭となんら遜色はない。
鍋倉城の裏側といった南側部分は、公園といった意味合いでは、整備がよく行き届いていないという印象もあり、また城館跡ファンも詳しく探訪しない領域であると小生は認識をしております。
今回は、それでもかなり歩きやすく見やすい一部分の探訪となりましたが、残存度良好の帯郭の数々、空掘跡と思しき遺構も確認でき、市民公園である鍋倉城跡でも城館跡本来の探訪を目指すなら東部分から南東側にまだ人の目に触れ難い遺構の数々が残されている雰囲気でもあります。
空堀跡

何度となく訪れている鍋倉城、遠野を代表する城館跡であるので、城館跡資料や書籍のほとんどにも取り上げられ、ほぼその全容は網羅されているのですが、それでも郷土史関連では鍋倉城の各郭の名称等、実は案外その詳細を知らないという場面でもあります。
本丸、二の丸、三の丸・・・というのはお馴染みの内容であり説明板にも示されておりますが、郷土資料に出てくる南館や東館、さらに同じ意味があると思いますが南郭とか・・・・この中でも南郭とは、南館とは・・・・・・。
さて、手持ちの郷土資料、書籍、城館跡関連資料に書籍、これらを少し眺めてみると・・・・
「北館」は沢里屋敷・「東館」は三の丸(中館)中館屋敷、福田屋敷
「西館」は二の丸(新田小十郎屋敷)・「南館」は小新田屋敷
すなわち南館とは某果樹園様お宅の上方の山野ということになりそうですが、今回、小生が主に見た帯郭が展開する斜面の上方にも小さいながらも平場があり、来内側に突き出た防御の拠点といった雰囲気でもあります。
平場

むしろこちらの方が南館か?・・・いずれいつでも探訪できるという強みのあった城跡ながら実は表に見える部分のみで、隠れた部分はまだまだということが実感されましたので、今後、じっくりとその解明もしたいと考えているところです。

おまけ
今回はキツネどんと出会いました。

ちょっと大きい画像は・・・こちら
小生、当直明けでしたが、当直夕方から翌朝まで色々とあって、その事務処理的な内容で帰宅時間がいつもより遅くなり、青空ハンターに出遅れてしまいました。
ということで、お昼頃でしたが、予てより少し見てみたい城跡の一角があって障りだけですが探訪して参りました。
「鍋倉城(遠野城)」南郭部分

某果樹園様の敷地に隣接するということで、進入路はりんご畑をかすめるように密かに鍋倉山へと向かう。
遠くから見ても4段のしっかりとした帯郭跡が確認できる。

逆側・・・下部方向

南部分の帯郭



鍋倉城の前面となる城下側(北側)は沢里屋敷や三の丸といった北側斜面は大型の帯郭が見られ、流石遠野の主城といった威厳があり、紫波高水寺城の帯郭となんら遜色はない。
鍋倉城の裏側といった南側部分は、公園といった意味合いでは、整備がよく行き届いていないという印象もあり、また城館跡ファンも詳しく探訪しない領域であると小生は認識をしております。
今回は、それでもかなり歩きやすく見やすい一部分の探訪となりましたが、残存度良好の帯郭の数々、空掘跡と思しき遺構も確認でき、市民公園である鍋倉城跡でも城館跡本来の探訪を目指すなら東部分から南東側にまだ人の目に触れ難い遺構の数々が残されている雰囲気でもあります。
空堀跡

何度となく訪れている鍋倉城、遠野を代表する城館跡であるので、城館跡資料や書籍のほとんどにも取り上げられ、ほぼその全容は網羅されているのですが、それでも郷土史関連では鍋倉城の各郭の名称等、実は案外その詳細を知らないという場面でもあります。
本丸、二の丸、三の丸・・・というのはお馴染みの内容であり説明板にも示されておりますが、郷土資料に出てくる南館や東館、さらに同じ意味があると思いますが南郭とか・・・・この中でも南郭とは、南館とは・・・・・・。
さて、手持ちの郷土資料、書籍、城館跡関連資料に書籍、これらを少し眺めてみると・・・・
「北館」は沢里屋敷・「東館」は三の丸(中館)中館屋敷、福田屋敷
「西館」は二の丸(新田小十郎屋敷)・「南館」は小新田屋敷
すなわち南館とは某果樹園様お宅の上方の山野ということになりそうですが、今回、小生が主に見た帯郭が展開する斜面の上方にも小さいながらも平場があり、来内側に突き出た防御の拠点といった雰囲気でもあります。
平場

むしろこちらの方が南館か?・・・いずれいつでも探訪できるという強みのあった城跡ながら実は表に見える部分のみで、隠れた部分はまだまだということが実感されましたので、今後、じっくりとその解明もしたいと考えているところです。

おまけ
今回はキツネどんと出会いました。

ちょっと大きい画像は・・・こちら