遠野高清水からの雲海。
2009年10月10日(日)早朝
3番、4番煎じではありますが、盆地特有である雲海を観、楽しみながらも感動して参りました。
前夜の就寝前、夜空を眺めると星が瞬いている、しかも天気予報でも翌日は晴天の予報、これはチャンス到来ばかりにカメラ機材等の準備をして早々に床についた。
翌朝は朝4時に目が覚め、4時15分に自宅を出発、現地には4時40分頃に到着する。
先客2名が既に三脚を立ててスタンバイしておりました。
午前5時前
先客のお二人のカメラマンのうち、お一人は盛岡からお越しとかで、何度も高清水にはお出でになられているという御年輩の男性、もう一人は東館町にお住まいで小生より10歳位先輩の男性でした。
盛岡よりお越しの男性の方に言わせると日の出前後が最も美しい雲海を観れるベストタイムとか・・・なるほど・・・光る雲、オレンジ色に染まる山並み、息をのむ美しさを味わう・・・こんなすばらしい景色を観れるのは雲上の我々と神々だけ・・・かもしれません。
いよいよサンライズ
午前5時30分頃が日の入り、僅か5分程度で太陽はその姿全てを現した。
陽の光で光り輝く雲・・・これも見事であった。
午前6時、辺りは完全に明るくなると今度は雲海が徐々に生き物のように動き始める。
というか大河の流れか波のようだっ・・・。
雲の動きはあるものの、次のベストシャッターチャンスは、雲が上昇し下界が見え始めるラストイベントとなる。
6時前には、ぶれんど仲間の一如姐さんが御二男さんとお出でになる。
さらに2人追加、ここで小生含めて7名となるも、一如さん含み後からの4名は7時前には下山となった。
現地には先から来ていた3名、時折各々撮影しながらも、色々とカメラの事、遠野の事を語り合った。
ご年配の男性は、元公務員の方で遠野に14年程勤務していたそうで、随分と遠野の事がお詳しい、しかも荒川高原やら此処高清水にも何度も通われているとかで、今日は深夜1時半頃起床して遠野に来られたとか。
色々とカメラ撮影技術等に精通されているようで、色々と撮影術やら設定とご教授をいただいた。
東館の男性の方は、こうした出会いとか空き時間にプロ級のカメラマンに色々と教えられることも実は楽しみで来ているとお話されてましたが、正にそのとおり・・・一匹狼的で自己流はなかなか進歩しないということも頷けることでもありました。
なんか盛岡の男性の方、お名前は聞きませんでしたが、かなり著名な方のようで、福泉寺の絵葉書を撮影された方なようです。
さて雲が晴れ渡ってきたのが午前9時頃・・・・山には4時間以上居たことになります・・・汗
最初に早瀬川が見えだした・・・。
本日は午前9時半頃、ほとんどの雲が消え去り、下界の町並みや田畑が顔をのぞかせました。
今回は、三脚を準備しなかったが、盛岡の男性のアドバイスによれば、まだ暗いうちでも、雲間から町の明かりや信号の灯りが漏れ、幻想的な場面も多くあるといいますし、太陽が出る少し前もすばらしいとのことで、三脚は必需かもしれません。
また、一部を切り取るとまた別な見方ができるということをアドバイスいただき、この為には望遠レンズも必要であると痛感した。
次からはそれなりに準備して望みたいと思います。
おまけ
後ろをとった・・・笑
明日(11日)も遠野地方は良いお天気とか?
すばらしい雲海出現のチャンスです。
午前5時半には陽が昇りますので、現地へは5時前には到着することがお薦めです。
防寒対策もしっかりと・・・。
小生も2日続けて赴くかもしれません・・・?
それとベストショットは隠し玉として公開はいたしません・・・笑
ちょっと満足した写りのものは一部、分家ブログへ数枚掲載の予定です。