毎度の事ながら、なかなか盆暮れ正月を肌身に感じることが出来ていない、中でもお盆はここ数年、一家の家長的な事が出来ず仕舞いといったところ・・・今年も14日は昼に墓参りしただけで、午後からは高校時代の大同級会に参加、迎え火焚きは出来ず。
15日は当直勤務。
お盆らしい雰囲気は勤務明けの16日のみ・・・汗
なんとか送り火だけは焚けてご先祖様を送り出すことができたと思う。
さて、お墓参りを済ませると、カメラ機材をバックに詰めて、バイクで附馬牛町上柳へ向かった。
16日は送り盆恒例の舟っこ流しが行われる日で、岩手県内では盛岡の舟っこ流しが有名ですが北上川の増水で延期との報、附馬牛の猿ヶ石川はどうかな?と少しだけ危惧しておりましたが、準備をしている徳昌寺には既に笛吹童子氏がスタンバイしており、また釜石のhanaさん御一行様も現地入りしているとのこと、間もなく宮城の玉千代さんも来られるはず、さらにゴンゲンさんにksuzさんといった遠野ぶれんどメンバーも必ず来られるはずと笛吹さんと確認する。
準備も整いこちらは予定通り行われるとの事・・・しかし、午後8時過ぎとのこと・・・着いた時間は、午後6時ちょっと過ぎで、かなり早かった・・・汗
バイクで上柳対岸の片岸へ・・・hanaさん御一行様を確認後、弟の友人で上柳で商店とガソリンスタンドを営む若主人にお願いして敷地にバイクを置かせていただく・・・
上柳界隈はお盆らしい風景となっておりました。
遠野ブロガーによる通称「トステム神社」・・・笑・・・神社ではなくお堂、法華さん関連の祖師堂なはず・・・笑
上柳の町場
午後7時過ぎ、早くもhanaさん達と片岸橋に陣取るとksuzさん、ゴンゲンさんが合流、徐々に見物客やカメラマンで橋が混み始めてくる。
今回は135mmの単焦点一本勝負、しかも三脚や一脚の準備はしてこなかったので手持ち撮影となる。
単焦点としては長い方であるが明るさがF2ということで、とりあえず二桁でのシャッタースピード或いはISO2000前後に調整して、あれこれ撮ってみました。
午後8時過ぎ徳昌寺から出発した一行は猿ヶ石川沿いの農道を進み、いよいよ舟っこ流しの始まりである。
小生は橋から移動して片岸側の土手に陣取ることに・・・。
まずは灯篭流し
やはり、ちょっとボケ気味ですね・・・汗
灯篭が橋脚下到達する頃・・・
いよいよ舟っこが登場
もう一艘
炎に浮かびあがる人々・・・。
お盆の送り火行事、昔は皆で手を合せてご先祖様の霊を見送ったのだろう・・・。
現在は見物人がかなり増えて、ご先祖様達も多少は驚ろかれているものと思われますが、お盆が過ぎると秋の雰囲気が一気に加速して、一ヶ月後は遠野郷八幡宮のお祭り、遠野まつりと、大きなイベント等も目白押しとなり、実りの秋を迎え、きっとご先祖様達は天上から我々を見守ってくださるものと思ってます。
何はともあれ、過ぎ行く夏、故郷の夏という感じですね。
高校同級会の余韻も、まだまだ残っていたのですが、少し送り火をみて落ち着いた思いでもあります。
残暑はもう少し残ると思いますが気分は秋へ・・・各地の秋祭り撮りが待っております・・・汗
どんどはれっ