某晴天の日・・・
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ということで久しぶりに洗車・・・。
が、翌日には雨となって少しガッカリ・・・涙
これからの時期、洗車してもすぐ汚れてしまうのですが、それでもたまには愛車も綺麗にしないとね・・・汗
ということで本題・・・
駒木 耳切山
耳切山・・・「みみきれやま」と呼ばれておりますが、昔の人は遠くからこの山を眺めたときに耳たぶのように見え、その耳たぶが切れたように見えたので、そう呼んだと云われております。
さて、この耳切山山麓は昔から「妻の神」と呼ばれておりましたが、この妻の神の奥深くに「大沢の滝」と称される小さな滝があって、修験者の修業の場であったと昔から語り継がれている。
この滝近くにお不動様を祀り、滝から流れ出る水の流れは我地域の水田を潤し、生活用水にもなり、その流れは「大沢川」と呼ばれ下流の二つの集落には無くてはならない大切な命の水でもあります。
その始まりは不明と云われますが、遅くても江戸時代後期、幕末近くには既にお不動様が祀られ、地域の某家が別当となって地域で毎年祭礼日には御神酒あげを行いお祀りしております。
明治9年、お不動様を祀るお堂、その付近は別当家の山林であったが、官私有林区別報告の際に、私有地のままだと莫大な税金を納めなくてはならないとのことで、そのままの状態で報告しなかったとかで、いつしか国有地、すなわち国有林となってしまったとのことであるが、お堂については別当家管理ということだったらしく、今までなんの障害もなく滞りなく祭礼等が取り行われておりました。
某集落集会所
一応遠戚でもある別当さんから某日、大切な話及び決めていただきたいことがあるので、某集落集会所に来てほしいとの連絡がありました。
大体の内容は察しがつきましたが、ふたつの集落から約30名程の人々が三々五々集まって来られました。
森林管理支所からも担当職員が見えられ、まずは簡略な経過説明と共に本題は、国有林内の工作物を今後管理して使用するのであれば、まずは賃貸契約を結び、今年度の分は計算によると約3千円(年間分)そして今後3年更新で毎年約8千円強の支払いをお願いするというものであった。
初めて聞いた人々は驚きというよりも、何がなんだかよく理解できない、資料もなく質問さえ最初はできない状態、事の内容が少しわかった人は、まずはその歴史的背景から今までの顛末、いつどこの段階で国有林となって、今までなんの御咎めも無くお不動様を崇めて祀ってきたのに、ここにきて契約して使用料を支払えとは何事か・・・と憤慨する場面も・・・結局、紛糾しただけで何も決まらず次回には資料説明を・・・そして話のわかる上司の同席も・・・というこで解散となった・・・。
実は、3年程前、この使用料云々に関しては既に当時の地域役員には示され何度か会合もしていた経緯があった。
当時の役員には自分もおりました・・・汗・・・また今回の出席者の中にも数名いたのですが、誰もそのことは語らず、かえって一緒になって憤慨して説明者を困らせるといったことで、少し気の毒になってしまった。
そういう私はというと何処で発言しようか?とにかくタイミングを計ってましたが、皆さんの勢いの中で発言すると矢面に立つのは必至で、途中から意気消沈して静かにしていたが現状でありました・・・汗
とにかく聞いていると皆さん自分勝手な言い分が随分と出てくる、要は払うか払わないか、払われないならばお不動様を里に下げるとか、別な方策も考えなくてはならないが、その過程までは行き着けず・・・。
別当さんも前回、役員で話し合っているのに、その時に決まったことは忘れて報告やら実行もせず・・・ということで、いきなり皆さんを集めてしまったということで大いに紛糾、我々当時の役員も恐れおののいて知らん顔・・・汗・・・へたすれば長年続いた民俗伝承行事が廃れる、その姿もまた別な形へと変貌していくという危機でもあるんですが、今私が抱える諸問題にも関わっていることに大きく関与することでもあり、実は集落の方々以上に、この問題は行事の存続も含んで難しい局面となるのは間違いないというところです。
違う局面では年間使用料が幾らとか、そんなのは大した内容ではなく、ここでも別問題が大きく関わっていて、ほんと辛いですね・・・。
参りましたわ・・・大汗
3年前の記事・・・こちら・・・
にゃ~おぉぉ・・・と聞こえそうな絵ですね・・・笑