久しぶりにカメラぶら下げて菩提寺境内を散策しました。
菩提寺での行事で時折、庫裏や本堂、護摩堂には行っておりましたが、境内を一回りは、この冬には行っておらずでしたのでホント久々・・・。
昨年暮れ、クリスマス寒波かな?まとまった積雪となって根雪となりましたが、大晦日にさらに大雪となって、以来その雪が地域を覆っておりました。
その大雪の爪跡が随所にみられます。
雪の重みで木枝が折れて至るところに落花、集められた雪の下となっておりましたが、雪もだいぶ融けて落花した木々が顔を覗かしております。
また、木枝のみならず幹から折れた木々も随分と多いようです。
菩提寺の福泉寺は観光地でもあって、今はクローズされてますが今月末には境内の大掃除含め、木枝等の後片付けも本格的となり、春の観光シーズンのはじまりとなります。
一時は膝上、60~70センチはあった積雪も日当たりの良い南斜面では、ほとんどありません。
というものの、北斜面や日影は、まだまだ積雪もあって、境内の7割は白の世界が広がっております。
初詣以来の大観音堂、正式には福徳大悲殿といいますが、安置されている福徳十一面観音の覆堂ですね。
早春の遠野、松崎方面
風は冷たいものの、時折の陽射しは暖かさも感じますし、田園の雪もだいぶ融けてきております。
毘沙門堂、五重塔
昨年、晩秋の頃、観光面で思いついたことがあって、どんなものか提案含みの相談をするつもりでしたが、とある騒動があって切り出せていない。
春の桜か秋の紅葉、できればどちらもと思うのですが、五重塔や大観音堂のライトアップを桜、紅葉を入れて、それぞれの最盛期に数日間できないだろうか?という内容でした。
なんか騒動も我々檀家が一番危惧していた時期を脱し、何事もなかったかのような状態となった雰囲気なので、春の桜は無理としても秋の紅葉に関しては計ってみたい・・・・・と個人的に思っているが果たしてモノになるかどうか?
今月末から来月初めには関東以西は桜が開花予定、本格的な春の訪れとなりますが、ここ遠野は例年なら4月末が桜の開花時期、まだ2ヶ月近くはあります。
しかし着実に遠野にも春の足音は鳴り響いていると実感できる昨今、遠野での桜の名所でもある菩提寺福泉寺の桜開花までの状況を定期にご紹介したいと思っておりますので、お付き合い願います。
まだ天敵「鷽」(ウソ)の被害には遭ってない様子、まだまだ小さい芽ですが、桜の季節、楽しみです・・・。