勤務地の朝は無情にも10センチ近くの積雪の朝となり、久しぶりに除雪作業となった。
東北地方太平洋沖地震での大津波被害に見舞われた沿岸各地も降雪や真冬並みに冷え込んだ朝を迎えたものと思われますが、被災地に容赦ない自然の仕打ち、人間の存在の小ささを感じずにはいられない・・・。
とはいうものの、救援、支援の輪は確実に被災地に届いており、いかに自然の前には人間の力は小さくても、その小さな力が結集すれば、必ず光明を見出すことができること、復興も成し遂げられるはずと思っております。
遠くは海外の救助隊も現地入りしておりますし、自衛隊をはじめとして国内の消防も活動中、昨日は九州大分県の消防援助隊が陸路で遠野入り、さらに四国愛媛隊も遠野入りとなりました。
画像は愛媛隊、車両40台弱、職場前を通過ということで誘導のお手伝い・・・。
普通タイヤ?おそらく・・・。
今朝の積雪が沿岸方面への出動に影響しなければよいですが・・・と心配してました。
遠野、北上から釜石に救急車ごと隊員が交代で派遣されておりますが、今週末には私も出向することになっている。
釜石消防署は津波の被害を受け、車両のほとんども流され、小佐野出張所をひとつの拠点に署員達は着の身着のままで過酷な勤務となっております。
無論、彼らの多くは被災者でもあって、家族の安否すらわからない状態の人もいるようです。
そんな厳しい現実の中ではありますが、とにかく少しでも役に立てるよう頑張りたいと思っております。