遠野南部家の牙城、鍋倉城で遠野南部火消人救助組の極秘調練が行われると云う情報を得ておりましたので、密かに取材して参りました・・・・・・笑
鍋倉城址、本丸へ通じる大手門跡付近
遠野地方の主城という雰囲気抜群で土塁に空堀、郭の跡が随所に残されております。
街並
遠野駅付近
取材班は、山頂の三の丸に車を止め、極秘調練場所を探すべく下方を覗きこんでおりますと・・・?・・・?・・・
直ぐ下の帯郭にて、何やらうごめく人影を発見・・・!
揃えられた靴・・・?・・・
まさか・・・?・・・
この下は断崖・・・!
覗きこむと・・・
なんでもB組頭が・・・降下中・・・!
上の方では・・・
何やら研究?検討中?
テクニカルロープレスキュー(TRR)・・・、職場後輩達有志による訓練の現場でした。
従来のロープレスキュー技術とは若干違う方法ということで、峡谷、洞窟、崖・・・等の自然地形さらにビルや鉄塔、橋脚、地下道・・・といった足場が不安定で高低差がある場所においてロープを使用した組織的なレスキュー(救助活動)を行うテクニック(技術)を磨こうとする訓練で、勤務が休みの後輩達が自己研さんも含めて技術を高めようとの試みのようです。
高所から低所へ降下
ここ数年、全国の同業者に徐々に浸透、ひとつの救助技術として採用もされている現実もありますが、まだまだ公的には取り入れられていない雰囲気も感じられる。
しかし、近い将来、ロープによる救助の主流に成り得る可能性も大というか、既に成りつつあるかもしれません・・・。
業界用語というか専門用語で「要救」(要救助者)を背負い、高所から低所へ救出。
逆に低所から安全な高所へ救出・・・。
上では滑車を使ってロープを引き上げる・・・。
いずれ小生の若い頃の技術からはだいぶ進歩、そして「わげしたず(若者)」の取り組み姿勢には脱帽という思いでもありました。
オヤジはオヤジ年代の役目で頑張るしかないですね・・・
と・・・そのオヤジ・・・
本日も青空は見えるものの寒風が吹く少し寒い日でもありました。
帽子も手袋も忘れてしまって・・・
・・・でも、帽子代りには、これが一番!・・・
某見学者・・・
頬かむりへの抵抗は皆無!むしろ若い頃から恥しくもなくよくやっておりました。
似合う、似合わないは別として、ご年輩の頬かむり先輩方との違いは、いでたちが・・・・・・紅白、日の丸ばりの衣装でも平気・・・ちょっとカラフルかも・・・笑・・・服装は地味ではないことですね・・・笑