強風が吹き荒れた一日、時折陽が射すも風も徐々に冷たくなってきて、カメラを持ち出しての本格的な撮影はできず・・・でした。
夕方
さて、先月中旬に秋仕舞いと称して、小生は農機具等を軽く整備し小屋に収納、さらに自家用車の冬タイヤへの交換で一応秋仕舞い、庭仕舞いとしてますが、母親は畑の片付けや家周りの整理を数日後に行って、完全に我家は冬仕様となったことになりますが、どうも気になるというか、あまり意味を成さない光景ではないのか?疑問に思うことがある・・・!
それは・・・
なんだか、わかりますか?・・・
屋外の水道の冬囲いです・・・。
遠野では水道の水抜きを・・・「水道(水)を落とす」と言いますが、水道の元栓で水を止め、立ちあがり部分とか途中の管から水をシャットアウトして水道管の凍結を防ぐ手立てをします。
真冬の遠野の朝晩は氷点下10度以下の世界、氷点下5度前後でも水道管が凍結という場面もございますが、とにかく元栓や水抜き機能等を駆使して夜のうちに水を止めておかないと完全に水道管は凍結し、よほど日中が暖かくならない限り、大袈裟ながら春まで水が出ることはない・・・・・・とにかく専門業者を呼んで融かしてもらうほかはないのである。(たまに熱湯をかけて融けることはある)
ですから水道を凍結させないよう、水抜きはもちろん、むき出しの水道管に熱線を巻いたり、専用の防寒用具を巻いたりし、かなり気をつけてはおりますが、我家の庭先の水道の場合、写真のような囲いをしたということは春まで水道を使うつもりはないということで、きちんと水抜きもしておりますし、そこまで大々的に囲うというのも必要ないのではないのか?・・・とここ数年思っていたんです。
母親は心配性で、もし水道が破裂して水が吹いたらどうする?稲藁を何重にも巻いて、その上からビニールの肥料袋をかけて固定という念の入りようです・・・
まっ、厳冬期には積雪ばかりか庭の除雪した雪で覆われてしまいますから、そのことも考慮してのことでもあると最近は理解して、母親の言うとおりにしているところです。
ちなみに自家水道というか、近所数件で裏山の沢水を引いての水道で水道代は無料、雨の後は濁りが入ったりして飲水としては使ってません。
主に農機具、自家用車の洗車や野菜等の洗浄用ですね・・・。
でも、昔から写真のように毎年囲ってますが、凍結防止に効果があるのだろうか?・・・・・・・・・あるかもしれませんね・・・
※ 遠野では「凍る」を「すみる(凍る)」と言います・・・。
冬枯れの風景(12/2撮影)
附馬牛町荒屋方面