「じぇんごたれ」遠野徒然草

がんばろう岩手!

なんでも鑑定団

2007-08-23 19:18:46 | 書籍
 久しぶりに夕焼けハンター6号の出動体制を整えていると、母親が「小屋のもの、とのげでけろ、いもへられねじぇ」と小言をいただく・・・・涙

「とのげろ」と「へられね」・・・・わかりますか?・・・笑


 ということで、夕焼けは我家の庭先から一枚・・・。




 間もなく暗くなりだす頃、今日の仕事にはならないと思うも、一応、小屋に積まれてあるダンボール2、3個を物置に移動・・・。

 今月に庭のアスファルト舗装工事をしたが、その際に物置小屋を釣り上げて一時的に移動、物置の中味を半分程小屋に移動してからの作業で舗装工事が終っても物置にあった物を戻していなかった為に小言を喰らったということですが、僅かなダンボールを移動させた際に、本が入った埃だらけのダンボールを発見。



 数を数えたわけでもないが、概ね50冊位は入っているものか、おもむろに一冊手に取ると・・・・・古ぼけた漫画というか絵本・・・・。

 「講談社絵本」と書かれてある。



 表紙が破れかかったもの、はげているものも中には存在しているようだが、古ぼけているだけで、原型はしっかりとしている。

 桃太郎、金太郎、浦島太郎、花咲爺さん・・・といった童話モノから、歴史上偉人、武将といったところが主であるが、一部、軍事関連の内容もみられる。



 のらくろはご存知といったところ、山中鹿之助なんていうのは、なかなか渋いといいますか、戦国通にはたまらない武将でもあります。
 さらにヒットラー・・?・・・まさに第二次世界大戦勃発に係るドイツとの三国同盟の影響か?・・・・昭和の初めの匂いがいたします。



 実は、この絵本の存在は今から18年前に家を建替えるときに目にしておりました。
 亡き親父が幼少の頃、愛読した絵本とのこと、中の一冊には昭和8年刊行の文字が・・・・いずれ戦前、戦中に作られた絵本であろう・・・。




 全部を紹介するつもりが日没の為、断念、またの機会にリクエストがございましたら、画像に収めてご紹介しても構いません・・・笑


 テレビで「なんでもお宝鑑定団」なるものがございますが、我家には無縁と思ってましたが、値は張らずとも、いいものが残されていること、少しだけ嬉しく思いました。


 おっと・・・一応、秘密の場所に再移動させております・・・・笑





 おまけ

 さあ~・・・画像展の募集、間もなく〆切りです。
 画像2枚と貴ブログの簡単な紹介文、ハンドルネーム、画像のタイトルを明記した用紙も同封して、アズプランさんに送付なり直接届けてください。

 かくいう私も出展2枚を遂に決定、25日にお届けする段階となっております。

 今一度、確認してまだの方はよろしくお願いします。
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13 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
読みた~い (藤九郎)
2007-08-23 19:33:49
戦前~戦中のものですね?
いや~、読んでみたいです。
特に偉人ものや昔話ものが読みたいです。
ちょっと気になるのがヒットラー。
いったいどんな絵本なんでしょうか?
子供に読み聞かせながら寝るのが怖そうな本ですね。
返信する
カタナカ (とらねこ)
2007-08-23 19:43:32
藤九郎さん

私の親父が幼少の頃に愛読していたということで、戦中、戦前のものが大半かと思います。
ちなみに親父は昭和8年生まれ、戦中は小学生でしたから、それ以前か?

中味は縦書きのカタカナ交じり、まるで六法全書の民法みたいで読みづらいです。

それと画像、届きました。
25日に私のモノと一緒にお届けいたします。
返信する
古本 (くつろぎ)
2007-08-23 20:35:12
私は、某古書店で、著者献呈の貴重書を購入することができました。遠野に縁がある著者なので、今度の来遠に、持っていこうと思います。この古書は、ダンボールにしまっとくわけにはいかないので、小さいケースに大事に保管してあります。とらねこさんの発見した古絵本も、きちんと1冊づつ管理保管したほうが良いですよ。のらくろは、とても貴重だと感じます。
返信する
ご忠告感謝 (とらねこ)
2007-08-23 21:18:56
くつろぎさん

私の方は、せいぜい衣装ケースにでも入れるくらいかと考えております。
ご心配いただき、すみません。

それよりもお持ちの貴重な書籍、宴席の場とか食事の場所には不要かと思いますよ、酔って落っことしたとか、酒をこぼしたとか、醤油がついたとか、後々大変かと思いますので、取り扱いに配慮された方がよいと私は思いますよ。
返信する
凄い!お宝ですね! (大和魂)
2007-08-24 00:10:57
いや~お宝どっさりですね!は~いいな~!私も自分の家の長屋や物置をあさって見たりはしているのですが、古いモノはどんどん捨てられてしまっているようで…なかなかないんですよね。

は~いいな…
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Unknown (romi)
2007-08-24 09:45:55
まってらよ!
返信する
濃いです (yamaneko)
2007-08-24 19:45:21
ーラトッヒ(爆)には驚きですが、あの当時の世相では「あり」だったのでしょうね。

もっと笑ったのは旗隊聯染血(爆)の将校さん?

な、なんで保茂尾田保茂左衛門なんですかー!
ひーっ ひひぃー。。。苦しい!
返信する
右から読むのね・・・・ (タマ千代)
2007-08-24 21:53:44
ーラトッヒ(爆)

時代を感じさせる書物ですね。
ーラトッヒは、どう描かれているのか気になります。

最近、「ものを捨てられない」というのはあまりいいように言われませんが、結果として「取ってて良かった」場合もありますよね。

母方の実家の本家には寛文事件の巻物なるものがあったそうですが、いまや行方不明です。
たぶん燃やしたかなにかして処分してしまったのでは、なんて話を聞きます。
折角ご先祖様が残しても、それを受け継ぐ気持ちが子孫になければこんなコトになるのでしょうね。
返信する
お宝かもよ! (romi)
2007-08-25 11:33:59
これはお宝カモシレマセン。
蔵の道ギャラリーの高砂子様に鑑定を!(笑)
捨てるは一瞬、捨てぬは・・・・物ばかり(笑)
価値が有るか無いかはわかりませんが眺めているだけで楽しそうです。
大切にして下さい。
返信する
お宝か (とらねこ)
2007-08-25 13:17:04
大和魂さん、こんにちは。

いわば古本という位置づけかもしれません。
お宝とよばれものかは、判断が難しいですが、我家にとってはお宝かもしれません。
亡き親父の思いが込められた絵本、捨てるわけにはいきませんよね。
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