Jun日記(さと さとみの世界)

趣味の日記&作品のブログ

平成最後の紅白に思う

2019-01-08 09:34:42 | 日記

 そして大晦日、紅白が始まり、予定ではこの出だしの時間には既に1度は仮眠して起きている筈でしたが、当日の私は朝から興奮していたのでしょうね、万が一にもユーミンの出番を見逃しては大変という気持ちからか、何だか日中目が冴えてしまい到頭一睡も出来なかったのでした。

   そうこうする内に紅白が始まって仕舞ったのです。いっそ起きるだけ起きていようかと思いましたが、それもきっと最後まで起きている事は出来ないだろう、近年の自分には無理だと思うのでした。私は電灯を点けたままの明るい部屋でコタツに入り、横になると、テレビから流れて来る会話や曲に目を閉じ、静かに音声だけ聞き流していました。…暗転(こうなりますよね、やっぱり!)。

 …21時過ぎ、朧気に目を開け、うたた寝をしては時々起きて、それまで寝ていた事を知るという事を繰り返し、目もそろそろ覚めて来た22時になると、私はここからは正念場と起き直りました。部屋で正座してテレビをしっかり見据えたりしていると、と、思う間も無く司会者の話題がユーミンの話になり、えっ!、まだ早いんじゃ⁈と、私が思った次には、もうユーミンの飛行機雲が始まったのでした。この間素早い展開に感じました。まだ私は夢の中だったのかもしれません。

 『良かった!』最初から見逃さずに全部見れて、と思った私はにこにこして見ていました、荘厳な場面だったのに。そして、ステージにユーミンが移動して始まった優しさに包まれたならをテレビ画面で見聞きしながら、そうね、この曲も良かったわねと思いつつ、やはり何パーセントかは夢の中だったらしく、あっという間にユーミンの出番が終わった物足りなさを感じ、ぽわんとしていました。

 次はサザンだと、時計で時間を見ながらその後の紅白を見ていました。嵐が終わり、いよいよ最終で出て来たサザンのステージ衣装が、今までと違う渋めに黒色基調に変わっていたので、ああ、本番は衣装が違うんだと思い、ユーミンのモノトーンの礼装に合わせたみたいとふと思い、サザンが歌う曲名をインターネットニュースで前もって知っていた私は、てっきり勝手にシンドバットが先だと思っていたので、希望の轍が先に始まった時には、予想が外れたと苦笑いしていました。どちらかと言うとそろそろ放心状態でしたから、ポカンとしていたの表現の方が合っている気がします。