本日のランチのお供はオーストラリアの著名ワイナリーd'Arenbergのヴィオニエ + マルサンヌのブレンド(1番目の画像)である。オセアニアワインなら何でもおまかせの強力なディーラー、ヴィレッジ・セラーズの通販で買った(2番目の画像がそこの最新カタログ)ものだ。ここからはもう10年くらい続けて購入しているが、このワインは比較的最近買うようになったものだ。
自分が歳をとり、食べ物の嗜好が変わったのだと思う。以前はオーストラリア産シラーズの濃厚な赤ワインをよく飲んだが、白ワインはあっさりしたシャルドネを冷やしてビールの代わりに飲むような使い方がたまにある程度。ところが最近は肉料理を食べることが減り、赤ワインの消費量が減った。一方魚介類を食べることが多くなり、白ワインの種類をあれこれ真剣に選ぶようになった。
このHermit Crab Viognier Marsanneは、ちょっとばかり重い。そしてまったりした複雑な香りを、飲んだ後の舌の上に残す。このあたりの分野まで来ると、国産のワインは外国産の優れたものにまったく太刀打ち出来ない。生産地の気候や土壌の適性と歴史や経験の違い、さらに言えば飲む側の食文化の違いだろう。それでいてこのボトル、買って家で飲むなら2000円ほどで手に入る。
ワインがこうなると、刺身では味が負けてしまう。シーフードでもちょっとしっかりした味付けの料理が必要になる。今日のランチはカキのバター焼きだ。小麦粉を少しだけつけて塩コショウし、バターで焼いて仕上げる(私は食べただけ、作ったのは妻)。一部にはフレンチ・ハーブ・ミックスがかかっている。レモンを絞って食べ、このワインを飲む。
日曜日ってなんとも気楽で楽しいが、明日は月曜日だと思うと、遊ぶにも食べるにも若干の悲壮感が漂う。しかし先日テレビでウイーン・フィルが演奏していたことを思い出しチャイコフスキーの交響曲第5番のCDをかけたら、最後はワグナーみたいに壮大に聴こえて来て、私の気分もどんどん大きくなってしまった。「この世に悪いことなど何もない!あっても私ならそれと戦える」という気分になるのである。チャイコフスキーの5番は、サラリーマンのやや憂鬱な日曜日に相応しい曲だ。
カキをつまむ。ワインを飲む。カキをつまむ。ワインを飲む。繰り返していると眠くなり、しっかり昼寝した。
自分が歳をとり、食べ物の嗜好が変わったのだと思う。以前はオーストラリア産シラーズの濃厚な赤ワインをよく飲んだが、白ワインはあっさりしたシャルドネを冷やしてビールの代わりに飲むような使い方がたまにある程度。ところが最近は肉料理を食べることが減り、赤ワインの消費量が減った。一方魚介類を食べることが多くなり、白ワインの種類をあれこれ真剣に選ぶようになった。
このHermit Crab Viognier Marsanneは、ちょっとばかり重い。そしてまったりした複雑な香りを、飲んだ後の舌の上に残す。このあたりの分野まで来ると、国産のワインは外国産の優れたものにまったく太刀打ち出来ない。生産地の気候や土壌の適性と歴史や経験の違い、さらに言えば飲む側の食文化の違いだろう。それでいてこのボトル、買って家で飲むなら2000円ほどで手に入る。
ワインがこうなると、刺身では味が負けてしまう。シーフードでもちょっとしっかりした味付けの料理が必要になる。今日のランチはカキのバター焼きだ。小麦粉を少しだけつけて塩コショウし、バターで焼いて仕上げる(私は食べただけ、作ったのは妻)。一部にはフレンチ・ハーブ・ミックスがかかっている。レモンを絞って食べ、このワインを飲む。
日曜日ってなんとも気楽で楽しいが、明日は月曜日だと思うと、遊ぶにも食べるにも若干の悲壮感が漂う。しかし先日テレビでウイーン・フィルが演奏していたことを思い出しチャイコフスキーの交響曲第5番のCDをかけたら、最後はワグナーみたいに壮大に聴こえて来て、私の気分もどんどん大きくなってしまった。「この世に悪いことなど何もない!あっても私ならそれと戦える」という気分になるのである。チャイコフスキーの5番は、サラリーマンのやや憂鬱な日曜日に相応しい曲だ。
カキをつまむ。ワインを飲む。カキをつまむ。ワインを飲む。繰り返していると眠くなり、しっかり昼寝した。