「家」 @ 鎌倉七里ガ浜 + 時々八ヶ岳

湘南七里ガ浜(七里ヶ浜とも)から発信。自分の生活をダラダラと書きとめるブログ。食べ物、飲み物、犬の話題が多い。

正調英国田舎紳士的服飾学(4) オマケの淑女編 Hanna Hats of Donegal Ltd.

2008-12-22 22:50:25 | モノ・お金
「男もすなる英国田舎紳士的服飾学といふものを、女もしてみむとて・・・」と、妻も夫(私のこと)と似たような田舎風ウェアを所有している。Barbourのジャケット、Hunterのウェリーズ。そこまでは夫のと同様だから画像は掲載しない。

違うのはまずこれだ。下の画像の帽子。Barbour社の製品でスポーツ・ハットという名前がついている。ん?なんでこれがスポーツなんだ?という形をしている。クシャッと押しつぶしたような女性らしいデザインだが、これもまた同社のジャケットと同様に頑丈なコットン生地にワックスを塗った防水機能つきのシッカリした帽子である。



同様にBarbour社の頑丈な皮製カバン。



ちょっと違うのがコレだ。ツイード生地のパッチワークで有名なHanna Hats社のかわいらしい帽子。アイルランドの製品だ。アイルランドは近年1人当たりGDPで日本を抜いたと言われる。かつては英国に支配され大飢饉に何度も襲われて食べて行けず餓死者が続出、貧しくてアメリカに移民を大量に送り出した国なのに、21世紀になり花開いた。大したものだ。逆に言うと日本も落ちたもんだ。産業ウェイト上、金融セクターに傾斜した国々は、21世紀になり恐ろしいほどの経済発展を謳歌した。英国、アイルランド、アイスランド。皆豊かさを実感出来ただろう(所得格差も広がったらしいが)。ところが昨年からそれらの国々はサブプライム・ローン問題に端を発する金融市場の荒波に揉まれ、大変なことになってしまった。今彼らは日本人以上に厳しさを感じているのではないか。



話が飛んだ。このHanna Hats社の帽子は、たまたま鎌倉の中心、若宮大路沿いのある店のショーウィンドウで発見し買った。それまで妻も私もそのアイルランドの帽子テーラーを知らなかった。製造過程はテーラーとも呼べるもので、わざわざ小さく切ったツイード生地を様々にぬいあわせるもので、ツバの部分など大変分厚いつくりである。同社のホームページが最近とてもキレイになった。ユーロ安の今は海外から直接買った方が絶対安い。定価だが同社のホームページからも買える。
http://www.hannahats.com/

本格的カントリーウェア派の妻(↓)・・・ウソ  バッキュゥ~~ン アハッ

コメント
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