1967年製作の英国の映画「TWO FOR THE ROAD」。邦題は「いつも2人で」。その主題歌がこれ。
映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシー二の作品は全部有名だけれど、私は実はこれが一番好きだ。
オードリー・ヘップバーン主演作の中ではやや地味めだけれど実はかなりオシャレな映画で、その主題歌もメロディがいい。
どうです、このメロディ?
映画をすでにご覧の方なら、ストーリーを思い出してちょっと涙ぐみそうな旋律。
この映画を私が初めて見たのは、確か、製作から10年くらい経った70年代後半。
つまり今から37~38年近く前ということになる。当時の若い私にはよく理解できないストーリー。
なんだか暗い夫婦だなあ、悲しいなあ、と思うだけの展開だった。
でもその後、私も精神的に成長した(本当だろうか?)。
この映画を何度か見て、「そのパターンか、ふむふむ」「そう来るか、へぇ~」と楽しめるようになった。
倦怠期を迎えかなり危険な状態にある夫婦が、12年前の楽しかった頃を思い出す。
昔と今の場面をうまく交錯させながら、それぞれ並行的に展開させてゆく映画の構成が見事。
キレイなフランスの田舎の景色が次々と出て来る。
オードリー・ヘップバーンは欧州大陸が似合いますなぁ。
いつもジバンシーの彼女が、ジーンズとセーターとスニーカーなんていう、普通のファッションを着て見せる珍しい映画。
また見たくなって、最近このDVDを買ったのです。
特等席で観よう。
茶々之介氏も見るそうです。
フランスつながりでもうひとつご紹介。
アラン・バラトン氏の書いた「庭師が語るヴェルサイユ」。
バラトン氏は庭師。ヴェルサイユに住み、ヴェルサイユの庭園を管理している。
日経新聞の書評で知って購入した。
普段のお仕事の内容も書かれてはいるが、著者個人の若い時の経験や、ヴェルサイユにやって来る観光客のこと、ヴェルサイユの歴史についての彼自身の空想や歴史上の人物についての彼の見解が語られる。
有名な方のようで、あちこちにひっぱりだこ。
きっと多彩な人なんですなあ。英語にも翻訳され、各国で絶賛。
ニューヨーク・タイムズにも書評が。
この本の日本語訳は鳥取絹子さん。フランス語翻訳家としてはよく出て来る人だ。
静かなユーモアがあふれる楽しい本でしたよ。
寒いこの時期を静かに自宅で過ごしたい人は、いかがでしょう。
欧州らしいDVD、本のご紹介でした。
映画音楽の巨匠ヘンリー・マンシー二の作品は全部有名だけれど、私は実はこれが一番好きだ。
オードリー・ヘップバーン主演作の中ではやや地味めだけれど実はかなりオシャレな映画で、その主題歌もメロディがいい。
どうです、このメロディ?
映画をすでにご覧の方なら、ストーリーを思い出してちょっと涙ぐみそうな旋律。
この映画を私が初めて見たのは、確か、製作から10年くらい経った70年代後半。
つまり今から37~38年近く前ということになる。当時の若い私にはよく理解できないストーリー。
なんだか暗い夫婦だなあ、悲しいなあ、と思うだけの展開だった。
でもその後、私も精神的に成長した(本当だろうか?)。
この映画を何度か見て、「そのパターンか、ふむふむ」「そう来るか、へぇ~」と楽しめるようになった。
倦怠期を迎えかなり危険な状態にある夫婦が、12年前の楽しかった頃を思い出す。
昔と今の場面をうまく交錯させながら、それぞれ並行的に展開させてゆく映画の構成が見事。
キレイなフランスの田舎の景色が次々と出て来る。
オードリー・ヘップバーンは欧州大陸が似合いますなぁ。
いつもジバンシーの彼女が、ジーンズとセーターとスニーカーなんていう、普通のファッションを着て見せる珍しい映画。
また見たくなって、最近このDVDを買ったのです。
特等席で観よう。
茶々之介氏も見るそうです。
フランスつながりでもうひとつご紹介。
アラン・バラトン氏の書いた「庭師が語るヴェルサイユ」。
バラトン氏は庭師。ヴェルサイユに住み、ヴェルサイユの庭園を管理している。
日経新聞の書評で知って購入した。
普段のお仕事の内容も書かれてはいるが、著者個人の若い時の経験や、ヴェルサイユにやって来る観光客のこと、ヴェルサイユの歴史についての彼自身の空想や歴史上の人物についての彼の見解が語られる。
有名な方のようで、あちこちにひっぱりだこ。
きっと多彩な人なんですなあ。英語にも翻訳され、各国で絶賛。
ニューヨーク・タイムズにも書評が。
この本の日本語訳は鳥取絹子さん。フランス語翻訳家としてはよく出て来る人だ。
静かなユーモアがあふれる楽しい本でしたよ。
寒いこの時期を静かに自宅で過ごしたい人は、いかがでしょう。
欧州らしいDVD、本のご紹介でした。