これ、ボクのお尻です。
おとーさんが寝転んだ時に、いっしょに寝るのが好きです。
おかーさんがケージを出して来たら、ボクはすぐそれに飛び込みます。
どこか楽しいところに行けるからです。たいていは農場(原村の八ヶ岳中央農業実践大学校)の広場なんですけどね。
ほら、やっぱり。
ボクはここが好きです。
さあ、おかーさん、早くおもちゃを投げてください。
おかーさんがおもちゃを投げた!
ボクは速いよ。飛ぶよ。
俊足なのです。
コングのおもちゃを取って帰ってきます。
ドーナツ状のおもちゃで、でこぼこがついていて噛みやすく、音もなります。
コングなので結構頑丈です。
でもボクはつぶしちゃうんですけど。
おかーさんと引っ張りっこ。
この引っ張りっこがたまらないのです。
おかーさんの横を歩きます。
おかーさんがいきなり「まわれ!」と言っておもちゃを持った腕で弧を描くと、なぜかボクも回っちゃうのです。
しかしもっとも興奮するのはやはり単純な引っ張りっこでしょう。
かみかみかみかみ。
ぐぐぐぐぐぅ。
あ、やばい、また投げられた。取りに走ります。
今度は逆方向です!
ボクってわずかなフードしか食べてないのに、よくこれだけのことをする体力がありますよね。
ボクって、エライ?
コングのおもちゃを破壊してやりました。
おかーさんはスマホで破壊されたおもちゃをうれしそうに撮影しています。
おかーさんもおとーさんも、ボクがおもちゃを破壊するのがうれしいみたいです。
ニコニコして「また壊されちゃったわ」なんて言ってます。
ヘンですねぇ。
さて、おかーさん、次はどんなおもちゃを出すんですか?
やったーー、ボールだ。
毛だらけの小型テニスボールです。
これも好きです。
これでよくおかーさんとサッカーをします。
おかーさんが思いっきり遠くに蹴るので、それを取りに行くのは大変です。
ボールをくわえて戻ってくると、褒めてもらえます。
おとーさんやおかーさんを喜ばせるのは簡単なことですね。
ボクの体力もそろそろ限界のようです。
すると水が出てきます。
水を飲むだけでも、おかーさんが喜びます。
ニンゲンって本当にヘンです。
「さあ、帰りますよー」とおかーさんが言いました。
ボクは疲れてはいますが、帰るのはいやなんです。
ここがちょっと複雑なところなんです。
疲れていてもう何もしたくはないのですが、帰るとなるとそれはちょっと違うなと思うのです。
ここはいいところです。茶々之介さんもよくここで遊んだそうです。
「それでは仕方がない」とおかーさんが言って、またボールを出してくれました。
そんなにたくさんではないけれど、まだもうちょっとだけ走りたい、というのがこの時のボクの気分なのです。
ヤッホー♪
ボクは原村が好きです。
【つづく】
おとーさんが寝転んだ時に、いっしょに寝るのが好きです。
おかーさんがケージを出して来たら、ボクはすぐそれに飛び込みます。
どこか楽しいところに行けるからです。たいていは農場(原村の八ヶ岳中央農業実践大学校)の広場なんですけどね。
ほら、やっぱり。
ボクはここが好きです。
さあ、おかーさん、早くおもちゃを投げてください。
おかーさんがおもちゃを投げた!
ボクは速いよ。飛ぶよ。
俊足なのです。
コングのおもちゃを取って帰ってきます。
ドーナツ状のおもちゃで、でこぼこがついていて噛みやすく、音もなります。
コングなので結構頑丈です。
でもボクはつぶしちゃうんですけど。
おかーさんと引っ張りっこ。
この引っ張りっこがたまらないのです。
おかーさんの横を歩きます。
おかーさんがいきなり「まわれ!」と言っておもちゃを持った腕で弧を描くと、なぜかボクも回っちゃうのです。
しかしもっとも興奮するのはやはり単純な引っ張りっこでしょう。
かみかみかみかみ。
ぐぐぐぐぐぅ。
あ、やばい、また投げられた。取りに走ります。
今度は逆方向です!
ボクってわずかなフードしか食べてないのに、よくこれだけのことをする体力がありますよね。
ボクって、エライ?
コングのおもちゃを破壊してやりました。
おかーさんはスマホで破壊されたおもちゃをうれしそうに撮影しています。
おかーさんもおとーさんも、ボクがおもちゃを破壊するのがうれしいみたいです。
ニコニコして「また壊されちゃったわ」なんて言ってます。
ヘンですねぇ。
さて、おかーさん、次はどんなおもちゃを出すんですか?
やったーー、ボールだ。
毛だらけの小型テニスボールです。
これも好きです。
これでよくおかーさんとサッカーをします。
おかーさんが思いっきり遠くに蹴るので、それを取りに行くのは大変です。
ボールをくわえて戻ってくると、褒めてもらえます。
おとーさんやおかーさんを喜ばせるのは簡単なことですね。
ボクの体力もそろそろ限界のようです。
すると水が出てきます。
水を飲むだけでも、おかーさんが喜びます。
ニンゲンって本当にヘンです。
「さあ、帰りますよー」とおかーさんが言いました。
ボクは疲れてはいますが、帰るのはいやなんです。
ここがちょっと複雑なところなんです。
疲れていてもう何もしたくはないのですが、帰るとなるとそれはちょっと違うなと思うのです。
ここはいいところです。茶々之介さんもよくここで遊んだそうです。
「それでは仕方がない」とおかーさんが言って、またボールを出してくれました。
そんなにたくさんではないけれど、まだもうちょっとだけ走りたい、というのがこの時のボクの気分なのです。
ヤッホー♪
ボクは原村が好きです。
【つづく】