前回の記事のつづき。
我が街、七里ガ浜住宅地の中心部の料理番さらいでランチを頂いた。
ここのお料理の質が高い。
七里ガ浜に引っ越して来て以来、ずっと通っているお店だ。
さらいとは無関係だが本日の音楽は、アーサーのテーマ♪
邦題はニューヨーク・シティ・セレナーデ。
クリストファ・クロスの最大のヒット曲。
シャレたメロディ。
これが主題歌となった映画は、とっても面白い映画でしたねぇ。
コメディなんだろうけど、どこかちょっとホロリとするところもあって。
ダドリー・ムーアもライザ・ミネリも良かったが、助演男優の英国人執事役がまた素晴らしい。何て方だったかな。
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さて、料理番さらいは清潔感いっぱいで、お仕事が丁寧で、上品なお店。
行ったことがない方、ぜひ一度訪れてみてくださいな。
魚と野菜が充実しています。
選び放題。
いつもいろいろ食べてしまう。
なんでもおいしいのだ。
ビールやレモンサワー飲みながら、腹いっぱいになって、それでもデザートにアイスクリームなんて食べたりして。
「あぁ~苦しい、食べ過ぎ」なんて言いながらいい気分になって、このお店からスグの自宅に歩いて帰るのだ。
なんでも驚くほどおいしい。
ホント、なんでもすごくおいしいが・・・
私の大好物はたこまぶし。
これだ(↓)
小坪(逗子市)や佐島(横須賀市)から来るタコを使って、手こね風のちらし寿司に仕立てたもの。
今から7~8年前になるが、逗子育ちの石原良純氏がテレビで「すっごくおいしい」とこのたこまぶしを紹介していたのを記憶している。
少し前に私が撮影した画像も見せちゃおう。
感じがつかめますか?
もっともっと前の画像はこちら。
タコ以外はキュウリやイクラ
そして海苔。
材料はそんなものかな・・・。
さらに遡って過去画像を。
あっ、タマゴ焼きも入っている。
なるほど・・・。よっしゃ。これを一度作ってみよう。
とは言え、かなり難しい。
そんな簡単じゃないよ。特にここのお仕事、丁寧だから。
数年前の画像までお見せしました。
これまでに、合計何回私はこのさらいのたこまぶしを食べてるんでしょ?
小さく、しかもキレイに切ってありますなぁ。
そして具材にしっかり味がついているんだ。
この具材に浸みこんだ味は何か?・・・わからん。
???
小さく秩序だって切られていて、かつ具材に味がしっかり浸みている・・・この2点がポイントだと思う。
*********【ここからが自宅でたこまぶしに挑戦編】*********
さあ、真似してみちゃうよ。
できるかな。こういうの、できないんだよねぇ~。
がんばります。
タコを買って来た。
小坪でも佐島でもなく、モーリタニア産。
かなり安いタコだ。
この点ですでに負けているが、気にしない気にしない。
こんな風に小さく、なるべく四角く切って行く。
私なりに丁寧に。
タコの切り作業終了。
同様にキュウリもね。
一ノ蔵飲みながら作ろう。
簡単にすし酢(←この段階でかなりダメだ)。
さらいのたこまぶしの具材は微妙に味がついているんだが、それが何なのだかがさっぱりわからん。
ショウガを漬ける汁のような、甘いような酸っぱいようなちょっと塩を感じるような・・・。
でもよくわからないのだ。
で、すし酢に塩を少し混ぜることにした。
これが塩。ガリガリする。
モンゴル・スペシャリストのissy-familyから以前にもらったたくさんの岩塩のうち、大きな塊のものがまだ少し残っている。
すし酢とモンゴル岩塩をタコに。
キュウリにもすし酢と岩塩を。
タマゴ焼きも小さく四角く切ろう。
イクラも用意。
30分ほどすし酢とわずかな塩になじませたタコとキュウリ
ご飯が炊けた。レンズが湯気でくもる。
こちらにもすし酢を。安易ですねえ。
タコやキュウリをザルに上げて、岩塩が溶け込んだすし酢を切る。
中華どんぶりに入れようと思ったら、妻が「haruo-sanの器にしなさいよ」と言うので、命令に従う。
haruo-sanとは常陸春秋窯の陶芸家、高橋春夫先生。
粉引きの白い器をたくさん作っておられる。
出来たぞ!
タコの脚も見える(↓)
HARRY(haruo-sanのこと)の器(↑↓)が冴える。
これはこれで十分うまいチラシの一種。
しかしなぁ、なんだか、まったく違うなぁ。
材料のレベルは当然違うんだが、そんな問題じゃなく、さらいのとは味が違う。
何が違うか?・・・わからない。でもまったく違う。
安易な方法で、プロを真似しようと思った私がバカでした。
とても真似できるものではありませんでした。
すみませんでした m(_ _)m
まったく違うが、でもこれはこれでそれなりにおいしい、さらい風「なぁ~んちゃって」たこまぶし@自宅なのでした。
キッチンは遊び場です。
ところで、さらいで初めてたこまぶしを食べたのはいつだったか?
これは今から7~8年前、さらいで食事中に、当時使っていたガラケーで撮影した画像だ。
昔は四角い入れ物に入っていたのねぇ~。
さあ、みなさん、さらいへ行きましょう!
【料理番さらい】
所在地: 鎌倉市七里ガ浜東3-1-11
電話:0467-31-0803