最近は3時過ぎに寝ることも多くて、また風邪をひいてしまいました。
子ども園でも熱が出たり、インフルだったり、咳が出ている子どもたちも多くて
子どもたちにお熱下がったの?とか聞いていてこちらがまたぶり返してしまいました。
寒い日が続きます。昨日はもう12時に寝てしまいました。
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ブータンや遊牧民の織を見た後の、このコレクションはあまりにも一度に私に
やって来た衝撃にもう私の受け止める限界を超えそうでした。
着物というのは観賞する美術品でもあり、個人の衣装でもあります。
見ている分にはこの美しさやパワーを観賞したりできるのですが、自分が着るとなると
ここは個性の範疇ですので、好きで自分に似合うかが問題になってきます。
菊地さんのコレクションンは個性的で、美術品としてもレベルが高くて、そして
彼女にしか似合わないようなものが多かったです。お写真でしか見たことはありませんが・・
刀のつばを帯どめにするなんてなんてダイナミックなのでしょう。
古い更紗を切りばめしているのは池田さんのところにもよくありますが。
布が本当にお好きなんですね。
最初あるばとろすさんに紹介された時、これはすごいコレクションだと思って、
あまり興味がないとおっしゃるあるばとろすさんに無理がないよう星岡から近いから
帰りに寄ってみようとお誘いしていました。雪の影響もあり、もしあるばとろすさんが
いらっしゃらなければ、近いので最終日に寄ってもと思っていました。
彼女も行くことになって、二人でタクシーを飛ばして、沼袋まで、敷居の高い
お店ととしちゃんのブログにあった呉服屋の山田屋がやっているシルクラボという
アートスペースに行きました。
志村ふくみさんの紬がさわやかでした。
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芹沢銈介さんの小川紙漉村文様
着物のスケールを超えた展覧会でした。
2階に上がり、カフェへ。そこの小さなお部屋にはアルバムや、鮮やかな長襦袢が飾ってありました。
カフェには本もたくさん置いてあるのでゆっくり見ることもできます。
この廊下の奥に部屋があり、菊地さんが着ていらした大島や結城、久米島、黄八丈など・・など
何気に素晴らしいものが飾ってあり、しかも譲って下さるというのです。
驚くほど安いものやいろいろありました。形見分けという意味なのでということでした。
私もあるばとろすさんも手にしたら放したくないようなものがありました。
私は前に載せた単衣の久米島です。
Jan.23 2018 Nakano