春の宝石箱 赤塚植物園 -3 ・・・a jewel box of spring : Akatsuka Botanical Garden -3

最後に椿園からカタクリを見に行きました。
途中ウグイスカグラがたくさん咲いていました。















沈丁花

















つばき

















カタクリも咲いていました。










まんさくは今年春の始まる前に新宿御苑で見ていないので、ちょっとはずしてしまいました。
もう終わりであまり元気がないね・・









清々しい白い花　ハクモクレン


赤塚植物園　　　　　　　　　　




赤塚植物園には東上線で成増駅で降り、バスで志村8丁目まで行きます。
歩けない距離ではないのですが、いつもバスに乗ってしまいます。
板橋区に行ったのはこの植物園が初めてでした。

バスを降りるとお寺が目に入ります。
そこをを曲がって下っていくと東京大仏で有名な乗蓮寺の手前にあります。
もっと先に行けば美術館があります。

最初にこの場所を知ったのは高校の時のワンゲルに入っていた同級生が、この辺に
ニリンソウの群生地があると教えてくれたからです。商社勤務で海外がほとんど
だった彼は日本に戻ってから湧水を訪ねて歩いたと話していたことがありました。　　










March　14　　2019　　　Akatsuka　Botanical Garden


　　　　　　　　　　　

先ほどTVでショーケンの癌になってからの日々を奥さんが撮っていたビデオが流れて
そのかっこよすぎる生きざまにらしいなと思いました。癌をかかえたまま役者として生きるという
決意。その時代時代に顔が変わって行って晩年の顔がとてもいい顔でした。
今日は疲れてたまたま家にいたのでTVで内田也哉子の父裕也のお別れ会での謝辞を聴くことができました。
内容がすごくてさすが樹木希林の娘だと思いました。彼女はあの二人の娘で小さいころから大変な運命を
しょっていたと思うけど。今やっとそれを受け入れたのだなと思いました。なんだか平成の終わりに
自分らしく生きた私とほぼ同世代の人たちが亡くなってしまったことを寂しく思います。
明日西武でやっている樹木希林の展覧会に行く予定です。また滑り込みに近くなってしまいました。


　　　　　　　　　　　　　　　

ときどき思い出すのが　The English Patient の Katherine's letter。
うろ覚えだと映画の出だしのナレーションでこの「人は皆死ぬ」が出てきたと思う。
英語ではWe die と言っているところ。



愛しい人、
暗闇の中で一日が経ち
火はとっくに消え
人は死ぬ
人は死ぬ恋人たちと部族の豊かさと共に
肉体は私が泳いだ川
人間は一つの国
地図の国境線など意味がない
権力者の名前など
あなたは私を風の宮殿に抱いていく
夢が実現するのだ。
あなたとそういう場所へ
友と共に
地図のない世界へ

つい最近ブルーのようなペルシャ猫の写真のじっとこちらを見つめる目を見たら、すごく悲しく
なってきて、涙が出てきてしまいました。最近夜寝る時にラフマニノフのシンフォニー第2番2楽章を聴いて
眠るのだけど、閉じた目の奥に光を感じてそれが主人だと思いました。亡くなった人たちをよく思い
出します。いずれみんな向こうの人になるのだけれど。