Reflections

時のかけらたち

和服でベルカントのあと道明作品展へ ・・・ Bel Cant lesson & exibition of Domyo

2019-04-29 23:59:26 | art
季節外れの寒い気温の27日はベルカントレッスンの後で、銀座のフェニックスプラザ(紙パルプ会館)
というところで道明の教室の作品展があり、見に行くことになっていたので、和服で出かけました。
午前中のレッスンのため早く起きて準備をしました。

和服で歌いにくいかと思ったけれど、腹式呼吸を感じることができてとてもよかったです。
半分を発声練習に費やすこのレッスンは、今日はまるで音声学、言語学をやっているようでした。
美しく歌う。美しくしゃべる。歌は話すの延長。徹底的に発音練習をするので語学に助かります。
はく息に声を乗せれば歌になります。




26日から28日まで開催された道明組紐作品展については道明を訪れたときに素晴らしいから是非
いらしてと案内をいただき、行ってみたいと思っていたところ、声がけしたあるばとろすさんは組紐の
先生と行く予定で、織のAさんもいらっしゃれることになり、会場でお会いしました。

組紐の世界は奥が深いです。こんなに素晴らしいとは思いませんでした。
あの紐でこんなに表現できるのですね。
ヨーロッパをイメージしたものもあり、この組紐のシルクロードを渡ってきた西域の香りが
するところも好きです。色も素晴らしいです。会場では各教室の作品のほかに、糸も販売されていました。
案内に使われていた「きざはし」のことをお聞きしたら、試作品を持ってきていないということで見ることは
できませんでした。



道明組紐作品展で。(あるばとろすさん先にアップしてすみません。)
肌寒い日ではありましたが、皆さん春の装いです。花の帯や花柄の小紋で。あるばとろすさんはポピーの帯に道明
の奈良組刀子の帯締! 紫色の大島によくお似合いです。Aさんは若々しい花柄の帯とお母様の斬新な大島でした。





池田さんに教えてもらった民藝館での片野元彦の藍染の絞り展にも今度ご一緒できることになり
和服でまたお会いすることができそうで嬉しいです。

帰りにマリア―ジュのティールームでお茶をして休憩しました。少しだけ雨が降ってきて和服には危ない
天気です。



マルコポーロの香りがいい感じ。











Aさんの帯が映り込んでいますね。



この日の着物

前日になって寒い天気予報だったので、祖母の薄手の単衣を準備していたのですが、第2候補として加えた紀尾井アート
ギャラリーで一目で気に入って買った小花の小紋にしました。帯もそこで買った縞で、なかなか合う着物がなく
試してみました。最初はグレーの中国刺繍のアップリケのあるものを予定していましたが。同じ方の使われた着物なので
なんとなく色が合いますね。このギャラリーでは名家のユーズドを販売していたことがあり、なかなか珍しい感じの
着物が多く魅力的でした。



寒くて思わずはおりも引っ張り出しましたが、昔草木染で染めてから織ったショールにしました。




最初に予定していた帯






小さな花柄がお気に入りの小紋






April 27  2019  Ginza

コメント (2)
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