Reflections

時のかけらたち

クラス会のはしご ・・・ class reunion hopping

2018-10-21 23:58:17 | old familiar faces


10月20日

中学校の同期会の日がやってきました。2回目ですが、この日になんと高校のクラス会も
2クラス重なっていて、出席率もあまりよくなかったのですが、幹事の間で何とかいい会にしようと
みんなで力を合わせて構成を考えました。

中学校は毎年クラス替えがあり、友達もどこかで一緒だったりして、もう頭の中がぐちゃぐちゃだったけど
今年の幹事の一人がなんと学年ごとの名簿を持っていて、貸してくれました。ネームプレートに各学年の
クラスを書いて、みんなが取り掛かりやすく工夫をしました。私自身も長年の謎の1年の時の
クラスと担任がわかり、すっきりしました。

今回プロジェクターを使っての投影も良かったです。前回高校のクラス会の時、過去の写真を整理して
流してくれたので良かったと話したら、準備してくれました。

乾杯のあいさつをしてくれたH君。私たちが中学に在籍中の東京オリンピック、そして同期会を
開催し始めて、また東京オリンピックを迎えるという不思議な巡り合わせと話して。

当時全く知らなかった人たちもおもしろく、あちこちで会話が花咲きました。50年ぶり以上だと
初めて会ったような人でも一緒にあの時代にいたという安心感からかすぐ打ち解けてしまいます。

三田村君もこの春芸術院賞を受賞したので、みんなでさりげなくおめでとうをいうことができて
良かったです。最初に同期会を計画してくれた一人ですが、この会を大事にしてくれて
いつも多忙なスケジュールの中、出席してくれているのが嬉しいです。

一人一人の現状スピーチは止めて、いろいろな人たちと雑談する方針にしました。
校歌を1番だけ歌って当時を思い出しました。

同期会の締めの言葉で
「最低限のお金と友達。この二つがあればなんとかなる」と樹木希林さんの言葉を引用してくれた
Wさんありがとう。

終わって家に帰ってから幹事のM君から
「皆んなで作ってきた「みなの会」作品の出来映え、解散のときの(笑顔でお名残おしそうにしていた)
参加者の笑顔は、満点を付けてくれたと感じました。皆んなで皆んなを称えたいですね。」とのメールが
来て、心が温かくなりました。





私はこの会の二次会でコーヒーを飲みに行くのは止めて、高校のクラス会の二次会に誘われていたので
そちらに向かいました。最初は行く気はなかったのですが、あらかじめ2次会のセッティングをして
連絡が来たので、行くことにしました。

2次会に16名も残るなんて優秀ですね。
高校のクラス会は最近お題があって各自発表することになっているのですが
今回のテーマは
【「私の自慢(話)」 70年ほど生きたご褒美に、お互い自慢をし合いましょう】ということで聞きたかった
と言ったら、結構健康という話が出たそう。そしてそれは奥さま自慢で健康を支えてくれるパートナーに
感謝しているとのことでした。名誉教授になったS君はまだ大学で講座を持っていてまだ教えているそうで
私がいっしょに仕事をした先生たちの様子とかもうかがうことができました。「名誉」が付く人なんて
このクラスに一人だけだから、これを自慢すべきだったねとみんながからかいます。本当にユニークなクラス。

I君はもうお店のマスターみたいな顔してましたが、対外的なことは何もしてなく、昨年脳梗塞で倒れた
奥さんの代わりに家で織っているとのこと。脳梗塞だったけれど幸い後遺症が残らなかったとのことで
良かったと話していました。でも教室は縮小して織り機を何台も処分してしまったとか。どうしても教えて
ほしいという人が数人続けているそう。
私も30年ぶりに織り機を出してみようかと思っていることを話すと、30年ブランクがあると織り機も使えるかどうか
わからないし(金属の綜絖は錆びるし)、いろいろやり方を思い出すのに時間がかかりそう。どこか外で織ってみよう
かと思っていたところなので、遠いけど彼の奥さまのところに遊びに行ってみようかと思いました。
あのI君が織物をしているとは・・

H君も10年近く前の同期会の時に遠くの実家のお兄さんの面倒を見ていて自宅と実家を行き来する生活のことを
聞いていたのですがまだその生活が続いていました。前ほど疲れている感じがなくて、なんだか前もいい顔を
していたけれどさらに美しく輝いていました。もうひ孫がいる人もいたり、人数分の多様な人生があります。

いつもクラス会で山歩きをしているK君に花のこととか聞いているのですが、今回彼が中学とかで生物部だったのに
高校で先輩の誘いを断ってワンゲルに入ったことを初めて聞きました。生物部だと何か軟弱な感じが
したのですって。でも山に行く理由は蝶々だったの。その蝶々を取るためにいろいろ登山をしたとか..
蝶々は♂♀含めほとんど言い当てることができるとか。珍しいコレクションも最近処分したとのことでした。
こんなに生物が好きだったのにどうしてそっち系の大学に行かなかったのだろうと話してました。

来年の古希同期会の計画がキックオフとのこと。クラスのI君がまた10年前と同じようにまとめて行っているようです。

2次会の方が本会よりいろいろ話せていいねとみんなの感想。
女子の出席者がすごく少ないので、2次会に行ったばっかりに次回の幹事にさせられてしまいました。
はめられたかも。でも同期会が来年あるので再来年です。それまでお互いに元気でありたいです。
なぜか今年から毎年開催になっています。アンケートを取っていてこれから調整しながらするのでしょう。
1年に1回たわいのない話や深刻な話をする会です。

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ヘアカットと青山散歩 ・・・ haircut & walking around Aoyama

2018-10-20 09:31:25 | a day in the life
ずっと髪の毛を切りたかったのですが、やっと作日行くことができました。
同期会とクラス会の2次会も誘われてしまったし。クラス会欠席の回答を出して
としちゃんに行けそうだったら2次会に行くので当日聞こうと思ったら、
幹事からとしちゃんと私のために二次会設定したのお知らせが来てしまい、
これでは行かないと・・ としちゃんも欠席だったのね。
いつも流れでどこかでお茶orアルコールを飲んで帰ったりしていますが、最初から
決めてきました。

雨が降るのかなと思いながら出かけた外苑前。原宿から歩くので結構な距離のwalking。
個性的な装いの女性、ブルーのスーツの似合う男性・・おしゃれな街です。
私が行く美容室の前の道は六本木にもつながるし、結構人通りが多くなって
いました。こんな時間に今までは行くこともなかったのですが、道でお弁当も売っています。
目の前にエイベックスのビルができたので人口が増えてランチも大変そう。
昨年第1回の同期会の前にもここでスマホにいろいろな人から電話がかかってきて
オフィスビルの入口の石でできた縁に座って対応していました。
あっという間の1年。その時に病気を発症したクラスメートは今回返事がなく心配していたけど
無事だったことがわかりほっとしました。まだ人前には出れる状態ではないとのことでした。

髪も軽くすると心も少し軽くなるかも。その後、いつもの天馬でカレーパンを買って、スパイラルの
皆川さんのお店callによって、お味噌を買いました。以前買った時、皆川さんのお姉さんが作るというお話でした。
店員さんと話したら、もう開店して2年になるとかでした。少しお店で遊んでから、大学横の古い珈琲店で
一休み。ここは一度行きたいと昔から思っていたところです。














北欧の森の香りがします。(行ったことないけど)










スパイラルの1階







蔦珈琲店

戦前から戦後にかけて活躍した建築家山田守の自宅兼設計事務所が珈琲店になり30年近く続いているとのこと。
2階が住居スペース、3階が事務所でしたが、1階の空きスペースに喫茶店が増築されました。
山田守の主な作品には、日本武道館や京都タワーなどがあるとのことで初めて知りました。かなり著名な建築家ですね。
庭の盛り土は住居スペースだった2回から見るためとのことでしたが、大きな窓の前に座って美味しいコーヒーが飲める
のは幸せです。







大きすぎないボリュームでかかるバッハのヴァイオリン曲を追っていました。人々のおしゃべりもいつもは内容まで
聞こえて不愉快なこともありますが、単なる雑音でしかありませんでした。バッハの音楽が続いた後は
ショパンのピアノ曲になりました。最近聞いていなかった曲ばかりでなんだか洗われるような気がしました。
とても落ち着く珈琲店でした。町中のオアシスですね。コーヒーも高めですが、美味しかったです。
この辺ではレジュ・グルニエによく行っていたのですが・・

















近くのお店がなかなか素敵でした。青山は裏までずっとこんなお店がチラホラありますね。















大学の前を通ったら、銀杏の黄葉が進んできれいだったので、構内に入って散歩しました。









学生時代に講義の合間に良く通ったチャペルも建て変わっていて昔とは違います。




























結構建物が登録有形文化財になっています。






どんどん変わっていって、何年も工事が絶えない渋谷駅周辺です。昔の通学路がヒカリエで通れなくなって
いるのかと思っていたら、通ることができました。

体に感じられないくらいの雨が降って、落ち着いたいい午後でした。

今日は晴れてこれから早めに行って準備。いろいろな思いの人がいて、それを知ることができたのも
良かったかも。あまりにも人数がいる同期で初めて話すような人もいるけれど、あの時代あそこにいたということが
不思議な縁を結びます。
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へき亭の部屋と庭 (追記修正)・・・ rooms and garden of Heki-tei

2018-10-19 20:41:16 | wonderland
京都ミニクラス会 10 supplement

へき亭の他のお部屋も見せていただきました。


















この庭ではライブをすることもあるとのことです。













私たちが食事をした部屋




海外から来たグループはこの先の部屋に消えて行きました。中高年のカップルのグループでした。
よくこんな山の中のお店を手配してと感心します。

気取った料理ではなく、美味しい野菜の素材を生かした料理の数々で、これを京都でいただいたら
倍近くのお値段になってしまうかと思います。



左から3番目のエプロンの方がこの家にお嫁に来てからお店を始めたご主人です。

へき亭は苗字の日置(へき)から取っています。


このクラス会のハイライトでした。

May 22  2018   Kameoka


追記と修正

へき亭のホームページを見ていたら
海外からのグループが楽しんでいたのは巻きずし作りでした。

またランチのお値段気になると思うのでアップしておきます。
また行きたくなってしまったところです。



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5月の亀岡 へき亭へ フラッシュ バック  ・・・ flash back to Heki-tei, Kameoka

2018-10-19 19:56:45 | wonderland
京都ミニクラス会 10

亀岡でおいしい野菜料理のへき亭

さて

やっとへき亭まで戻ってきました。
5月を取り戻して、この半年が過ぎるのがものすごく速かったこと。

へき亭は300年の歴史のある武家屋敷を継いでいる方が始めた地元の野菜を
使った野菜料理のお店です。京都料理の野菜の産地で、お漬物もここで作られているものが
多そうです。
昔のまま残っているので、数知れない映画、TVのロケで使われたそうです。
役所広司も来たとか・・ 「あさが来た」では商家としてロケがあったとか。
あんな朝ドラでもちゃんとロケして作られていたのですね。
そういえば仕事をやめて、久々に朝ドラ見始めました。安藤サクラと長谷川博己がなかなかいいです。





















































旬菜の盛り合わせサラダ
 鶏の生ハム、ソラマメ、茄子
胡麻豆腐
鉢 人参、玉ねぎ、スナップエンドウ、ひろうす
桜蒸し 白玉団子、ゆず、若菜、あさり
野菜の小鍋 しめじ 鶏 生麩
揚物 ささみのチーズ入りあられ揚げ
蕗の佃煮、ご飯、香の物
デザート






















食べ終わった後のお皿を見るのも楽しみ




桜蒸しは道明寺で作った星岡の料理とそっくりでした。










































ほんとうに素晴らしいお店で、また行ってみたい場所です。
亀岡在住だったS君の紹介ですが、前回友人が行った時は突然お休みしていたとか・・
ふらっとは行けない店ですね。

こんなところまで海外からのグループが体験に来ていました。蕎麦打ちでもするのか、私たちの部屋を通り抜けて
奥の部屋に行っていました。


May 22  2018   Kameoka
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自由に過ごせる平日は ・・・ free week day

2018-10-18 23:33:18 | a day in the life
昨日の病院がすごく混んでいて、病院って行くだけで疲れるところ。
いつもの血圧の定期点検、そしてあまりにも体調が悪かった夏、健康診断を
待たずに先生が単独で大腸がんの検査をしておこうということになりました。
毎月職業柄、検体検査があったのだけど、あれでは大腸がんはわからないと先生に
笑われてしまいました。それで年1回の癌検診も大腸だけは外していました。

病院の待合室には老人が多く、今回は行く時間帯がそうなのか、ヘルパーさんに付き添われたような
老人が多かった。主人の時はヘルパーさんはそういう仕事はしないということだったので別の仕組み
かもしれないけれど・・・
なんとなく未来予想図を見ているような感じ・・・

今日は腰回りが痛いのでヨガに行くことにして、食料品や日用品、両手いっぱいの買い物をして帰って
きました。毎日が日曜日だと急な予定変更もできていいですね。今までしたことのない暮らしに少しずつ
慣れてきたかも。しっかり汗をかいてきました。しかもこの時間だといつもの1/10くらいの人でまるで
個人レッスンのようでポーズとかも直してくれました。
ブルーのためにブルーの花、ネモフェリアを買って帰りました。

昨日やっと長野に行く前にアップしようとしていた京都の続きの写真の整理ができました。


夕食には先週末に星岡で習った料理から材料がそろった料理2皿を作りました。
さがとうふと秋あじ紅葉焼き。秋あじは鮭のことです。



さがとうふはオブラートを使ってからしを豆腐の中にさして、揚げ出し豆腐のようにあげます。
野菜あんが面倒で、これが和食の面倒な手順でちょっと引いてしまいそうです。野菜それぞれを茹でてから下味をつける。
えのき、しめじ、にんじんの下処理がみんな違う。一緒にしてしまおうかと思ったけれどひと手間かけました。
だし醤油や麺つゆとかいろいろ利用してしまいました。葛粉もなくなってしまっていたので片栗粉で作ったけれど
結構おいしかったです。さやえんどうの安いお店がみつかってホッ。




マッシュポテトとにんじんのマッシュを合わせてマヨネース、卵黄を加えたものを、お酒と醤油で軽く下味をつけた
鮭のしたと上においてチーズをかけてトースターで焼きました。デロンギのトースターに変えたので悠々入ります。
にんじんも裏ごしかすりおろして茹でるとなっていましたが、ポテトと一緒にみじん切りしたにんじんを茹でました。
とてもおいしかったけど、途中でな~んだこれ鮭のコロッケだと思いました。



あとは小松菜の煮びたしと




作り置きしてあったごぼうとひきにくのきんぴら。

いつも簡単なことしかしないので作ったという感じがします。

                

追記

翌朝鮭のオーブン焼きの残りをパンで食べましたが、
モッツァレラチーズの香りがしておいしかったです。下味のお酒と醤油を全く感じさせません。
簡単でおいしい料理です。




翌日のランチに揚げた豆腐を崩して、冷蔵庫に残っていたホタテの缶詰を汁ごと入れて、
昨日の鮭の料理で残った卵の白身をといて入れ、ご飯の上にかけて湯葉丼ではないけれど
どんぶりものにしました。これでまたご飯摂りすぎです。すごくおいしかったです。




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枯れても美しく ・・・ wither beautifully

2018-10-16 23:59:23 | thoughts


せっかく仕事を止めて午後のヨガが行けるようになった日。いつも元気を与えてくれるchaeさん似のインストラクターが
出産のため休暇を取ることになり、仕事を辞めて初日のFヨガ、初めで最後になりました。
でも最後に出れて良かったねと話して・・ 何年もやっているとお名前はわからなくても顔見知りで久しぶりと言い合う
知り会いもできました。その方はご主人が落語家ということを初めて知り、落語も聞いてみたくなりました。
結構人気で券がsold outとか・・

母はもともとお酒を飲まない人で、晩年ペンギンの絵が付いた小さな缶ビールを冷蔵庫に入れて、飲むようになったのですが、
すぐC型肝炎になって飲めなくなりました。せっかくお酒を楽しもうと思ったのに。人生そんなこともありますね。

私もFヨガ楽しみにしていたのに。また新しいプログラムもできてきたのでいろいろ試してみようかと思っています。


レオナルド・ダヴィンチ『幸運の女神には、前髪しかない。』という言葉。昔イタリア語を習っていたときに教わったけど
言葉が出てこない。通り過ぎたら後ろにはつかむ髪がないと・・ チャンスは一瞬で過ぎ去ったら逃してしまう。


突然 学生時代に読んだ John Keats(1795-1821) の詩を思い出しました。
「ギリシャの壺に寄す Ode on a Grecian Urn」

キーツにとって、つぼの美の世界は滅びやすい人間の世界と異なり、永遠に滅びることのない美の世界であった。
25年の生涯で美だけを追求して詠んだ詩人

'Beauty is truth, truth beauty,that is all
  Ye know on earth, and all ye need to know.'

学生時代はワーズワースやブレイクの詩が好きだったけど、このBeauty is truth もとても印象に
残るlineだった。今では美は真実の一つと思うようになったけど・・


トム・ストッパードの戯曲 the Real Thing も魅力的。いつか見てみたい。

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キビタキとミゾソバと「池田」 ・・・ Narcissus Flycatcher & Water-pepper & Ikeda

2018-10-15 23:56:14 | my favorite
10月14日

今日は予定外の白金walkingとなりました。
娘が運動不足だから歩こうということで、新宿御苑か東御苑か白金の自然教育園かどこにしようかということになり
カメラを持って白金の森まで散歩に行ってきました。

自然教育園には秋の草花がたくさん咲いていて、季節は急激に秋が進んでいます。
ツリフネソウ、ホトトギス、ミズヒキ、キク、ミゾソバやシロバナワレモコウ・・カリガネソウ
たくさんの色とりどりの花が咲いています。
とてもうれしかったのはミゾソバに会えたことと、湿原でおじいちゃんカメラマン3人が何かを
待っている様子・・お聞きするとキビタキがいるとのこと。なんとマクロで撮りましたが、
メスなのかしら?ビタキ系は好きな鳥です。












ミゾソバとアキノウナギツカミの違いが難しい。アキノウナギツカミが細長い葉でミゾソバは耳がある葉。







タイアザミ




カリガネソウ




イヌショウマ
















ユウガギク




トラノオスズカケ








帰りにお茶休憩をした後、私だけ近くの「池田」に寄りました。久しぶりで由紀子さんもとても喜んでくださいました。
入った時には大阪から来たお客さんと外国人の旅行者が来ていました。海外からのお客さんは半襟を入れる箱とか
墨で描いたものが気に入っているようでした。池田にも骨董のようなものもあるのですね。途中から女性がこげ茶のすてきな柄の
はおりを羽織ってみて、アッシュブロンドの髪にすごく合っていたので思わず話しかけてしまいました。しきりにこれは何年前の
聞いてきます。外国人にはこういう着方があるのだと思いました。袖が少し短くてもその方がいいみたいです。
エレさんがこういう着方も狙っているのがわかるような気がします。その外国人が今度は大きな箱を見て、欲しそうにしていました。
由紀子さんが角がガタガタして売り物にならないからよかったらあげると話して、ブロンドのマダムはでも飛行機には持ち込めないわねと
あきらめました。私が余って外に出ている和服を入れるのにちょうどいいのでもらうことになりました。
由紀子さんは入れ物も欲しがる人がいるので、ときどき仕入れるのと話していました。
ネットに象さんがついているバテッィクの帯があったのでそれを見せてもらいました。ちょうど久米島に合わせてありました。
バティックの帯は池田オリジナルですが、求めやすい価格設定です。由紀子さんもちょうどバティックのすてきな帯を
されていました。池田では必ず実際の着物と合わせてみるので、いつか持っていってコーディネイトしてみようかと
思います。



池田はやはり、他の店とは違う池田重子さんのマジックに包まれた店です。
華やかでいて、風格があって新しいものとは違う良さがあります。




外国人の女性にあなたの代わりにもらって行くわと言って持ち帰った箱です。
シッカリと紐をかけてくれて電車で帰りました。


Oct.14  2018  Shirokane
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食卓のなかの秋(星岡 2018.10) ・・・ feeling autumn in dishes

2018-10-14 23:10:52 | dish
今日は大幅に予定が狂い、今後の予定も狂いました。
予定では朝早起きして和服を着て、10時からの声楽のレッスン12時に終わったら
13時からの星岡の日本料理講習会に行くことになっていました。
着物を着て気分が悪くなったのは初めてで、初めて着てみるツグミさんから譲っていただいた
単衣を幅だししてもらたものと母のところから持ってきた帯・・多分祖母のもの。昔のだから短くて
たりなくなって締めるのもすごく焦ってしまいました。やっと着て写真を撮ってもらって
長襦袢の紐を締めすぎたのか気分が悪くなってきて、むかむかして、あっという間に戻してしまいました。
落ち着くまで横になっていたのですが、娘に着物は脱いだ方がいいと言われて、締め付けているのは
良くないと思い、せっかく着たけど脱いで寝ました。お昼になって、洋服で星岡に向かいました。

今日の声楽が行けなかったので、次回も同期会の受付をするため午前のレッスンは無理で
このままレッスンなくフェス当日を迎えるのは難しく、今回はフェスティバルにはでないことに
予定を変更しました。始めたばかりなのでもともと少し無理があったかもしれません。







お花はシュウメイギクとホトトギス


10月の献立

椀 盛  穴子しんじょう つる菜 紅葉麩
焼 物  秋あじ紅葉やき 
     はんぺん白菊揚げ
煮 物  さがとうふ
和え物  オクラと鶏かりん 山葵添え
酢 肴  茸みぞれがらみ
ご 飯  菊菜ご飯




ふたを開ければ




器の中は秋がいっぱい




見事な秋の輝きです





さがとうふは豆腐の中にオブラートで包んだ辛子をしのばせて、コーンスターチをつけて揚げます。







きのこの使い方がまた一つ増えました。大根おろしであえていただきます。




鶏のささみをカラッと揚げてオクラと和えます。




穴子がとても美味しかったです。




秋あじは鮭を表しています。ポテトとにんじんをマッシュして鮭の上に乗せて焼きます。




菊の花びら、と葉のみじん切りは湯炊きして炊き上がったご飯に混ぜるだけです。


具合が悪かったのに、美味しくいただけました。珍しく全部食べることができなかったので残りを持ち帰りました。


今日のまぼろしの和服

最初帯は藍田正雄にしようかと思いましたが、いただいた和服の裄と見ごろを広げてもらった時に
藍染だと帯に色が移るから気を付けてと言われていたので、いい帯は避けて、母のところから見つかった
民藝調の帯と、萩の花のどちらかにしようかと思っていました。








最終的にこちらにしました。急にこの帯を持っていたことを思い出し、合わせたらいいような気がしました。







いただいたこの着物を見ていたら、生地自体にぼかしがあり、織で細かい模様が入っていて
とても素敵なものをいただいたのだと再発見をして、自分のサイズに裄と身幅を出してもらったものです。
青い色がまるでフェルメールの青みたいですよね。素敵な着物を譲っていただいてありがとうございました。

あるばとろすさんの秋色の紬はあるばとろすさんが星岡をアップするまでお待ちください。
花織の帯と合わせてパッとするあざやかなしあげでした。和服もその時の気分で選んできると言いますが、
本当に気持ちが表れていました。

Oct.13  2018  Asagaya


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フェルメールを見て過ごす誕生日 ・・・ Vermeer for my birthday 

2018-10-12 23:41:24 | art
一瞬の揺らめきの中に永遠の静けさを描くフェルメール
時が止まる、心の時間を描く画家。

窓からさす光・・絵ではなくほんとうに光が入り込んでいる錯覚さえ覚える。













時間指定の前売り券を買っているのに結構な行列。それでも中に入って、ひしめくような人ではなく緩和しているので
時間別はいいかもしれません。何時もより高めの入館料で、しかももれなく解説のイヤホンを渡されて、中途半端な解説だったら
無い方がましという感じでした。でも気が付かないところの解説もありましたが。


マウリッツハイス美術館展は40年くらい前に見に行ったのだっただろうか?
調べたら
1984年:マウリッツハイス王立美術館展(国立西洋美術館)
「真珠の耳飾りの少女」(青いターバンの少女)
この時は青いターバンの少女という日本語のタイトルがついていました。
誰もいない西洋美術館の夕方。この絵の前で離れられなくなっていました。
あとから主人も行っていて、このポスターを買っていたのを知りました。

世界的な大ブームになったのはそれから10年くらい後のことです。

今回はこの絵は来ていないのですが、初めて日本で公開された絵もありましたが
ほとんど見たことがある絵でした。




このポスターの下にMaking the difference:Vermeer and Dutch Art と書かれていましたが、
ほんとうに同時代の絵と色も表現も全然違うのです。フェルメールの絵は静謐でそして光が流れています。


帰りにイナムラ・ショウゾウまで散歩して、ケーキでも買って帰ろうかと思いましたが
まだ送ってもらった栗きんとんが残っているので、それをバースデーお菓子としました。

子どものころからお誕生日はカレーライスを作ってもらっていたので、久々にカレーにしました。
ささやかな誕生日でした。
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きものサローネ デビュー ・・・ kimono salone for the first time

2018-10-11 23:59:35 | a day in the life
やっと時間が取れてきたので、片付けや家事をボチボチ・・・
実は家事というのはやることが膨大にあります。
もう氷山の一角を崩して・・ 少しずつ・・

料理が好きなのかTVで料理をやっているとつい見てしまいます。
さつまいもを使った料理がおいしそうでした。
いつかやっていたチキンロール・・中にアンチョビペースト、くるみ、シメジ、にんにくを入れて
鶏むね肉で巻く料理もいつかやってみたいです。

昨日はコスモスを見に行ったけど、一昨日、いただいた反物をやっと仕立てに出すために
宅急便で送りました。一つは京都のお店(ベトナム仕立て)、もう1件は山形の和裁研究所です。何度も頼んでいる
方から実績をお聞きして頼むことにしました。手描きぼかしの縮緬は地味すぎで私に合いそうと
見せてくれて気に入ったものです。これは羽織用です。もう一つは久留米絣で大好きなものです。
安くてそれなりの実績を出してくれるところにお願いしました。

今日はチャッチャッと進めて午前中に買い物、洗濯を済ませました。
買い物に行く途中、保育園の子ども達が広い公園で遊んでいるのに何回か出会いました。最近まで仕事をしていたので
セキュリティーとか気になりつつも、地元のおじいちゃんが話しかけたりしていて、なんだかそういうことを
考えなくてはならないいやな時代になったものだと思ったり。
路地を歩いて行くとけだるい犬の遠吠えがしました。帰りはまた新たに見つけた新しい道、小さな路地をみつけて
まるでジブリの「耳を澄ませば」のねこになった気分。

午後は御礼状を書いて、着物の整理。普段手の届かなかったことをやっと片づける。

多治見に住んでいる父方の唯一のいとこが、栗きんとんを送ってくれました。
叔父が亡くなった時に会ったのが30年以上前だから、長いこと会っていません。
いつだったかお抹茶茶碗の本をいただいたことがあり、中国にもそういう骨董を扱うためために
しばらく住んでいたこともあると聞いたことがあります。
いつか会いたいですねと話しながら、なかなか実現していません。
今回いただいたはがきでは奄美大島に田中一村の絵を見に行くと書かれていました。
奄美、私もいつか行ってみたいところです。

この前のきものサローネでも大島のところで話したお店の方が、一村の絵をモチーフにして
作った大島紬の布で洋服を作って着ていました。


 

仕事を辞めたら情報量が増え、NHKで表千家の番組をしていたことに気が付いた。



もうほとんど終わっているけれど

「清流に間断無し」の言葉が清々しくも美しい。再び表千家の門をたたくか・・




* * * * * * * * * * * 

今日はきものサローネのまとめ。



仕事をしているときは、時間が取りにくかったのと、あまりお祭り的なのは
好きではないので、行ったことがありませんでした。
今回は二葉苑も出店するとのことで、平日に行けそうなので、初日にあるばとろすさん達と
合流させていただきました。

実演はあまり見ることはできませんでしたが、いろいろな地方でものづくりを続けている
人がたくさんいることを知り、貴重な機会でもありますが、狭いところで何でもアリのように
にぎわっていました。普段見ることもできないものがいろいろありましたが、
初めてだと目が回ります。

一番のお気に入りは草木染で糸から紡いでいる丹後の制作者のものでした。登喜蔵
草木染めは若いころずいぶんしたので、いろいろお伺いしました。



登喜蔵の出展者の方のお着物がすてきでした。




桜で染めたり、落ちが椿の花で染めたピンクがかった紬。最後に欲しいキモノ。
いつか越後染織工房で手紬手織りでこのお値段というのがあったけど、それでも手が出せませんでした。
私が若いころのピンクの色無地が母の家の荷物処分していた時に行方不明になってしまった衣装缶に入っていました。



心落ち着く、草木染の色です。


後はからむし(苧麻)を見ることができました。
芭蕉布とか手が出ない領域のものです。






大島紬のところにもしばらくいて、幅広に織ってあるショールに目が行きました。
その日はそのあと食事に行って、その場を離れるとどうでもよくなってしまうのですが、
泥染めの深い紫色がかった黒がすごくすてきで、翌日また見に行って買いました。洋服にでも
羽織ることができる軽くて暖かくて、小さくなるショールです。紫のグラデーションが気に入りました。
大きなグレーの縞のは現代的で素敵でした。





二葉苑のブースにもお邪魔して話して来ました。他小林染工房には二葉苑で江戸更紗や型絵をご一緒したガラスの作家さんが
工房とジョイントして作品を出されていました。


参考になりそうなコーディネイトを撮りました。あるばとろすさんのブログにはブースとコーデをうまくまとめられています。



「日日是好日」の中で樹木希林が着ていたコーデ。
若いころお茶を習っていた先生が着そうな感じです。何時も帯が素敵だな~と見ていました。



































牛首







あるばとろすさんの道明

この日は行けるかどうかわからなかったけれど、前日の道明の講演の日が雨で洋服で行ったので
それほど疲れてなかったので行くことができました。あるばとろすさんとYukamさんの計画にご一緒させていただきました。
しかも和服で雨コート持参です。



あるばとろすさんの鮮やかな芙蓉の着物は叔母様ので、丁寧にしみ抜きされたものです。
ちょうどいい季節に着ることができて良かったですね。







こちらは参加者でアメリカで和服を紹介している方たちです。日本のTV「Youは何しに日本へ」に出たとのこと。
時々見ることがありますが、この回は見ていませんでした。


出かける前に私のコーディネーションをチェック



まいづるの三眠蚕の単衣に秀やのドット帯。帯締めは貝紫が少しだけ入っています。





Oct. 5  2018  Nihonbashi





コメント (2)
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