雑誌の廃刊・休刊が、こんなに多くなって、“雑誌好き”としては辛い時代だ。
小学館の『サブラ』も、この3月号が“最終号”。
探し回って、ようやく入手した。
付録の「全表紙完全コレクション」が凄い。
2000年から2010年まで、10年分の表紙が並ぶ。
創刊号の表紙は、奥菜恵だったんだなあ。確かに10年ひと昔だ(笑)。
この『サブラ』、アイドルの写真がキレイだったと思う。
かつて、同じ小学館が出していた『GORO』の写真も美しかったけど、こういう雑誌が消えるのは寂しいねえ。
でも、よくぞ10年、がんばった、という感じだ。
おつかれさまでした。
合掌。
そういえば、今日、2月17日は、坂口安吾の命日だ。
「安吾忌」です。
安吾が亡くなったのは、1955(昭和30)年のこと。
55年前になる。
最初に安吾を読んだのは高校生の頃だけど、今も時々読んでます。
「堕落論」の文庫本、版元や古さが違うものが、5冊もある(笑)。
「風と光と二十の私と」や「二十七歳」もいい。
やはり、安吾は永遠なり、です。
合掌。