碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

誕生日は、ひたすら感謝

2010年02月27日 | 日々雑感

今日、2月27日は、私の誕生日だ。

55歳になった。

亡くなった父親の時代なら定年である。えらいことである。

現在とは寿命が違うとはいえ、私が今、「定年ですよ」といわれても、「え、ウソでしょ」としか思えない。


誕生日は、例によって、まず母に“感謝”。

つい先日、信州の実家まで、母の80歳の誕生日を祝いに行ってきたばかりだが、電話で「今日まで、ありがとう」を伝えた。

その電話を切った直後に、花屋さんが来て、見れば母からの誕生祝いだった。

カードに「今日は、おめでとう。体に気をつけてね。母」とある。

はい、気をつけるであります!(って、ケロロ軍曹か)。

で、もう一度、母に電話。「今、お花が届いたよ。ありがとう」。

それから、これまた例によって、家内に「おめでとう&ありがとう」を言った。

今日は、私の誕生日であると同時に、“結婚記念日”でもあるからだ。

ほんと、お世話になってます(と手を合わせる)。

こちらも「今日まで、ありがとう」。

もう一日中、「ありがとう」ばっかりである(笑)。


誕生日は、この世のあれこれに感謝し、森羅万象や神様やら仏様にも感謝だ。

昔から、正月は冥土の旅の一里塚といわれるが、誕生日もそうで、「今、こうして生きている(生かされている)こと」を、あらためて実感すべき日だと思う。

そして、今年を「向こう10年の最初の年(年齢)」と位置付けて、長期、中期、短期で、やりたいことを考えておきたい。

ま、これも夏休みの始まりの「宿題計画」みたいなもので、すぐに変更されるんだけどね(笑)。

というわけで、今年の誕生日も、家族はじめ関係各方面に感謝しつつ、静かに過ぎていくのであります。

合掌。

韓国ドラマが、日本のゴールデンタイム進出

2010年02月27日 | テレビ・ラジオ・メディア

浅田真央ちゃん、銀メダル、おめでとうございます。

あれだけ周囲から注目され、期待されたら大変だと思う。

とにかくメダルがとれて、よかった(笑)。

それにしても、キム・ヨナをはじめ、今回の冬季五輪での韓国勢はすごいねえ。

いやいや、スケートだけじゃない。

ドラマだって、再び(「冬ソナ」以来ね)韓国産の快進撃が始まっているようだ。

「読売新聞」が報じている・・・


見出し:
韓国の連ドラ、民放地上波ゴールデンタイム初登場

記事本文:
韓国の連続ドラマが4月から、初めて民放地上波のゴールデンタイム(G帯)に登場する。

社会現象を巻き起こした「冬のソナタ」以後、韓流ブームは沈静化しているように見えるが、韓国ドラマはすっかり日本のテレビに根を下ろしたようだ。

放送される「アイリス」は、イ・ビョンホンさん(39)主演のスパイアクション。TBSが水曜午後9時から約半年間放送する。

同局によると、5年越しの構想で製作委員会に出資しており、もともとG帯での放送を想定していた。

とくに韓流であることを強調せず、韓国ドラマの主な視聴者である中高年女性以外もターゲットにしている。

(中略)

「韓流ぴあ」の田中英樹編集長も「韓流作品はアジア市場を意識して、普遍的で分かりやすく、かつ練り込まれた作品が多い。テーマも多様化してきた」とした上で、「以前は米国ドラマが日本のG帯で放送されていた。今後は韓国作品がさらに増えていくかもしれない」と分析している。
(読売新聞 2010.02.24)


・・・うーん、ついに韓国ドラマがゴールデンタイム進出ってことか。

しかも、やはりTBSですか(笑)。

「以前は米国ドラマが日本のG帯で放送されていた」。

そう、確かに私が子どもの頃、ほぼ毎晩、“アメリカ製テレビ映画”がゴールデンタイムで流されていた。

でも、あの時代は、まだ日本のテレビ局のドラマ制作力が弱かったし、映画会社が俳優・女優をテレビに貸し出さないなどという事態も起きていた。今とは事情が違う。

これって制作費削減による苦肉の策という面もあるけど、国産ドラマのパワーダウンもありそうだ。

もちろん視聴者にしてみれば、面白いドラマであれば、産地はどこでも結構なはず。

結構なんだけど、ちょっと気になる。