碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

続「寺町沙也(てらまちさや)さんのこと」

2010年02月19日 | テレビ・ラジオ・メディア

札幌に滞在中。

今日は、「二十四節季」の中で、雪が雨に変わる頃「雨水(うすい)」だそうだ。

ときどき雪が舞う札幌で、午前中はUHB「トークDE北海道」、午後はHTB「イチオシ!」でコメンテーター。

両番組の合間に、昼飯は「まる山」で、いつもの「鴨せいろ」。そして、古書店「石川書店」で探索。

我ながら、その“マイ定番”ぶりに感心してしまう(笑)。

「トーク」の特集は、「札幌地下街」。

もうすぐ、ススキノから札幌駅まで、地下街を歩いて行けるようになる。

ちょっと懐かしい雰囲気の所も含め、地下街には“隠れ家”的なお店がいくつもあった。

それから、「イチオシ!」では、番組内で「寺町沙也(てらまちさや)さん 心臓移植手術のための募金」の告知があった。

このブログでも、2月10日に書かせてもらったが、沙也さんが札幌出身(仙台在住)ということもあり、街頭での募金が展開されているのだ。
http://blog.goo.ne.jp/kapalua227/s/%A4%B5%A4%E4


直近の街頭募金の予定は・・・

【札幌】
2月20日(土) ①11:00~13:00 イオン札幌発寒店
         ②16:00~18:00

2月21日(日)  13:00~14:00 イオン札幌平岡店
         14:00~16:00 イオン札幌苗穂店

2月23日(火)  11:00~12:00 イオン札幌桑園店

【仙台】
2月20日(土)・21日(日)
13:00~15:00 仙台市内東二番丁通の藤崎ファーストタワー館前 


再度、詳しい情報は「さやちゃんを救う会」の公式HPをご覧ください。
http://saya-sukuu.jugem.jp/

新聞・テレビは「断末魔」なのか?

2010年02月19日 | テレビ・ラジオ・メディア

今週の『週刊東洋経済』(2月20日号)の特集は「新聞・テレビ断末魔」。

大変なタイトルだなあ。

テレビに関する記事の中で、目についた記述は・・・


○テレビ局の業績が上向いたように見えるが、「スポットが底打ち
 基調にあるのは、タイム(番組広告)からのシフトによるもの」。

○キー局の二極分化
 ・勝ち組~フジテレビ、日本テレビ、テレビ朝日
 ・負け組~TBS、テレビ東京

○日本テレビ氏家会長のインタビュー
  ・キー局が、副業で食えている間は潰れない。しかし、副業で食え
   る範囲に今回のリセッションがとどまるかどうか。
  ・ローカル局は、現在の局数を維持したままの支援は無理。すでに  
   1県4波体制は破綻している。


・・・表紙には「再生か、破滅か」という文字が躍る。

新聞・テレビの破滅は、ジャーナリズムと文化の衰退につながる。

この特集では、両メディアがいかに危うい状況かということは分かる。

これまでの構造やビジネスモデルでは無理だということも分かる。

処方箋までは書かれていない。

だが、各々の業界再編は必至のようだ。