碓井広義ブログ

<メディア文化評論家の時評的日録> 
見たり、読んだり、書いたり、時々考えてみたり・・・

“共演”した、きゃりーぱみゅぱみゅ「紅白歌合戦」初出場

2012年11月27日 | テレビ・ラジオ・メディア

「紅白歌合戦」の出場者が発表になった。

たかが紅白、されど紅白(笑)。

注目は、やはり「初出場」だ。

個人的感想としては、ゴヒイキのSKE48の単独(AKB48とのセットではなく)出場が、実にメデタイ(笑)。

また、びっくりとしては、きゃりーぱみゅぱみゅが選ばれたことだ。

何しろ、私はSKE48とは共演していないが、きゃりーぱみゅぱみゅ
とは、“共演”しているのだ(笑)。

以下は、今年4月の出来事です。


HTB「イチオシ!」の生放送のスタジオに、きゃりーぱみゅぱみゅ
サンがやってきた。

番組の始めから終わりまで、司会のヒロさんとコメンテーターの私の間に、きゃりーぱみゅぱみゅサンが座っておりました。

いい子でした(笑)。

「人としての“基本”がしっかりしてるなあ」というのが印象です。

多分きちんとした家庭で、きちんとしたご両親に、きちんと育てられたのだと思います。

バレエを習い、陸上部で短距離をやり、サメ図鑑を見るのが楽しみで、野菜の一部が苦手で、ファッションが大好きな女の子。

頭の回転は速く、反応も鋭い。

周囲への気配りも自然にできる。

それから、敬語の使い方も上手です。

睡眠は4時間くらいで、でも毎日が楽しくて、京都に修学旅行で行ったことがあって、学校の制服がブレザーだったからセーラー服に憧れていて、日曜日に高校時代の友達と会いたいけど、みんなバイトなんかで忙しいんです・・・・と、言っていました。

で、なんだか、とっても、いい子でした(笑)。

ファースト・アルバムが出て、これから全国各地でライブだそうです。

がんばれ、きゃりーぱみゅぱみゅ。

(碓井広義ブログ 2012年04月28日)




・・・・というわけで、たかが紅白、されど紅白(笑)。

おめでとう!SKE48。

おめでとう!きゃりーぱみゅぱみゅ。




今週の「読んで、書評を書いた本」 2012.11.27

2012年11月27日 | 書評した本たち

三島由紀夫に関する本のことを、私は“三島本”と呼んでいます。

毎年、命日の11月25日までに、必ず何冊かが出版される三島本。

今年読んだソレは、以下の3冊です。



椎根 和 
『完全版 平凡パンチの三島由紀夫』 河出書房新社

5年前に、新潮社から出版されたものに、新たな部分が加わった。




ジェニフェール・ルシュール:著、鈴木雅生:訳
『三島由紀夫 <ガリマール新評伝シリーズ>』 祥伝社新書

柴田勝二 
『三島由紀夫 作品に隠された自決への道』 祥伝社新書

祥伝社新書から、三島本が同時に2冊ってところが面白い。



今週の「読んで、書評を書いた本」は、以下の通りです。

石持浅海 『扇動者』 実業之日本社

中川恵一『放射線のものさし~続・放射線のひみつ』朝日出版社

酒井順子 『この年齢だった!』 集英社

玄侑宗久 『中途半端もありがたい 玄侑宗久対談集』 東京書籍

* 上記の本の書評は、
  発売中の『週刊新潮』(11月29日号)
  ブックス欄に掲載されています。