川端裕人、角川書店。
母が癌で闘病中、二人の子ミライとアスカを預かる父。
5つの章のうち、1つだけ母が語り手、あとはとうちゃん。
著者の経歴を知っているためかどうか、とうちゃんはどうにもインテリくさい。
東大卒の子は5歳で素粒子を理解するのか。
まあ、それはおいといて。
ネイチャーサイエンス風味の小話の集合体。
根底にあるテーマは、今、母親が死んでしまったら、子どもたちに、
どう説明したらいいんだろう?ということ。父親の悩みですな。
個体と全体があること、進化のこと、宇宙のこと、命はつながっている。ということ。
巨大かめペタの物語や、川遊びでのガサガサ(生き物探し)、大理石のアンモナイト探しなど
を通して、成長するミライ少年は頼もしいんだけど、賢すぎ?
とうちゃん、これかいたいぞー。とうちゃん、ママは、死なないよな。
この子のしゃべりはかなりいい感じ。移りそう・・・。
主人公は作者の分身だとすると、奥さん目線のお話が、ちょっとかゆい。
自分をそうみてんのかな?とか。
しかし、子供の頃の自分がでてくるあたり、この間のシノダ!そっくりでそのタイミング
(この2冊を同時に借りてきた)ってのがなんだか面白い。
母が癌で闘病中、二人の子ミライとアスカを預かる父。
5つの章のうち、1つだけ母が語り手、あとはとうちゃん。
著者の経歴を知っているためかどうか、とうちゃんはどうにもインテリくさい。
東大卒の子は5歳で素粒子を理解するのか。
まあ、それはおいといて。
ネイチャーサイエンス風味の小話の集合体。
根底にあるテーマは、今、母親が死んでしまったら、子どもたちに、
どう説明したらいいんだろう?ということ。父親の悩みですな。
個体と全体があること、進化のこと、宇宙のこと、命はつながっている。ということ。
巨大かめペタの物語や、川遊びでのガサガサ(生き物探し)、大理石のアンモナイト探しなど
を通して、成長するミライ少年は頼もしいんだけど、賢すぎ?
とうちゃん、これかいたいぞー。とうちゃん、ママは、死なないよな。
この子のしゃべりはかなりいい感じ。移りそう・・・。
主人公は作者の分身だとすると、奥さん目線のお話が、ちょっとかゆい。
自分をそうみてんのかな?とか。
しかし、子供の頃の自分がでてくるあたり、この間のシノダ!そっくりでそのタイミング
(この2冊を同時に借りてきた)ってのがなんだか面白い。