河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

かかしと召し使い

2007-09-02 22:13:09 | 読書(小説)
フィリップ・プルマン、理論社。
黄金の羅針盤とか、ライラの冒険シリーズは長いので読んでないけど。
たぶん、全然違うノリなんだろう。
おバカ。
もともと、蕪でできてるかかしだ。蕪頭=能なしを意味するくらいだし。
スケアクロウってかかしだったっけ・・・ライトハウス並にそのまんまなのに知らなかった。
そういや昔サッカー漫画かなんかでかっこよく「ドラゴン・フライ!!」って決め技やってたけど、
トンボ!!って・・・英語って使うだけでかっこいいから・・・
で、本題。
バカだけど、おじいさんが、思いを込めて作ったかかしだから、
はっきり覚えていないけど、ちゃんと、言われたとおりに威厳を持って、
召し使いジャックの手を借りて、最終的には任務を果たした。
かかしが兵隊の試験を受けて、どの問題も分からなかったので、
兵卒も軍曹もダメ、だから将校に採用された、っていうところは笑った。
いろんな人にであって、むちゃくちゃしたけど、鳥を守り、山河を守った。
面白くて正しい児童文学である。
コメント
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