宇月原晴明、中央公論新社。
「安徳天皇漂海記」の続編というのか外伝というのか。
海月なす漂えるとき・・・ていうのか。
古事記でいざなぎといざなみから最初に生まれた蛭子。次に淡島。
人の体をしていない、神。
琥珀のような液体のようなものに包まれる安徳天皇と、実朝の首級。
これが、前作のテーマ。
今回は、様々な時代の、滅びの瞬間を、蛭子を絡めて描く。
滅び、は美しかない。はかなく、寂しいものだ。
モンゴルの、明の、宋の、日本の、4人の皇帝の最後。
現実と幻想の世界の境界が明らかでない。
こちらも、黄金の液体に飲まれてしまいそうだ。
「安徳天皇漂海記」の続編というのか外伝というのか。
海月なす漂えるとき・・・ていうのか。
古事記でいざなぎといざなみから最初に生まれた蛭子。次に淡島。
人の体をしていない、神。
琥珀のような液体のようなものに包まれる安徳天皇と、実朝の首級。
これが、前作のテーマ。
今回は、様々な時代の、滅びの瞬間を、蛭子を絡めて描く。
滅び、は美しかない。はかなく、寂しいものだ。
モンゴルの、明の、宋の、日本の、4人の皇帝の最後。
現実と幻想の世界の境界が明らかでない。
こちらも、黄金の液体に飲まれてしまいそうだ。