未来の食卓

フランスのドキュメンタリー。
今池のシネマテーク。
何で見たんだろ。
うへー、オーガニック礼賛？と思って引き気味に見た。
でもまあ、農家の本音も出てたからよしとする。
フランスは、自給率１００％超の国でしょ。
土地も広いし、農家も大規模になってるだろうから、
あんだけ農薬散布しまくっても不思議じゃない。
日本はどうなんだろ。
昔、岩手に行ったとき、上から農薬撒かれたなあ。
近所の梨農家にゃ農薬散布カー置いてあるなあ。
合成化学物質を子どもの頃に食べた世代というと、
日本なら６０年代生まれ以降？
壮大な人体実験はまだ結果が出てないとも言えるんだ。
それより、BIOをオーガニックと訳すのが気になった。
無農薬も有機農業なん？肥料と農薬ってセット？

アイスクリン強し

畠中恵、講談社。
この間読んだ松井今朝子のとなんかかぶった・・・
主人公は、居留地育ちの西洋菓子屋、皆川直次郎、略してミナ。
元士族。仲間の巡査たち「若様組」の長瀬らとともに、
大小の事件に遭遇する。明治２３年が舞台らしい。
ヒロインは、小泉沙羅。成金小泉商会の娘。
それなりに面白いとは思うが、主人公たちの姿が全く見えてこない。
巡査仲間の園川だけ、美青年って出てくるけど、
年はいくつなのか、どんな格好してるのかもほとんどわからん。
まあ、いいけど。
表紙の絵、かわいいけど、直次郎はなんか違う気がする。
あと、事件はなんかおまけっぽい。
テーマのお菓子に食われてる。
第１話の料理を作りまくるシーンはなかなかのスピード感で良かったな。