河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

甘栗と金貨とエルム

2014-03-23 22:05:41 | 読書(小説)
太田忠司、角川文庫。
この人の本は、狩野俊介シリーズくらいだけど、
どうも陰気くさいところがなあという感じだった。
この甘栗くんシリーズも、天涯孤独な少年ってとこで同じだけど、
ちょっとドライかな。高校生ということもあるけど。
父子家庭だった甘栗少年が、父に死なれてから2週間あまり。
探偵だった父に、母親探しを依頼していたという少女が来訪、
調査の継続を頼まれて、にわか探偵に・・・。
舞台が名古屋で、でりゃーおもろくってよー。って感じだ。
よく聞く地名や商品名がちらほらと。
高校を中退しようと言う甘栗くんに、親友たちが引き止めにくるんだけど、
その辺りは落ちのないまま。2作目あるから、そっちに続くんかな。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 黒猫の遊歩あるいは美学講義 | トップ | 黒猫の刹那あるいは卒論指導 »

コメントを投稿

読書(小説)」カテゴリの最新記事