ル・グウィン、河出書房新社。
西のはての年代記第2巻。
世界観のしっかりしたファンタジーは、面白い。
ゲド戦記も、アースシーの世界が面白い。
いろんな国があって、いろんな人種があって、文化もいろいろ。
それを認め合っていくんだ、という意志がある。
そこが、文化人類学者の娘、歴史学者の妻っていうところなのか。
または、少数民族も認めるアメリカらしさというのか。
文字を読まないオルド人に支配されたアンサルの市民たち。
そのなかで、オルド人兵士の犯され生まれた少女メマーは、
「女子ども」の差別を払いのけ(このあたり、ゲド4巻を思い出す)、
道の長の後継者として、文字を覚え、焼き討ちにあった本の残りを守る。
1巻の主人公のオレックとグライが成人して出てくる。
オレックは詩人として、グライはライオン使いとして。
ほんとに「物語」らしいというか、この世界の描きぶりが面白いと思う。
西のはての年代記第2巻。
世界観のしっかりしたファンタジーは、面白い。
ゲド戦記も、アースシーの世界が面白い。
いろんな国があって、いろんな人種があって、文化もいろいろ。
それを認め合っていくんだ、という意志がある。
そこが、文化人類学者の娘、歴史学者の妻っていうところなのか。
または、少数民族も認めるアメリカらしさというのか。
文字を読まないオルド人に支配されたアンサルの市民たち。
そのなかで、オルド人兵士の犯され生まれた少女メマーは、
「女子ども」の差別を払いのけ(このあたり、ゲド4巻を思い出す)、
道の長の後継者として、文字を覚え、焼き討ちにあった本の残りを守る。
1巻の主人公のオレックとグライが成人して出てくる。
オレックは詩人として、グライはライオン使いとして。
ほんとに「物語」らしいというか、この世界の描きぶりが面白いと思う。
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