菅野雪虫、講談社。
「天山の巫女ソニン」シリーズの人。
これはアイヌ世界が舞台だ。
神様に見捨てられようとしている人間界。
創世神オキクルミとその妹神。
人間か好きだった妹は、一人人間界に残った。
主人公のチポロは、祖母と二人暮らし、
貧しくて、小さく弱い9歳の少年。
ある日、ツルの神が少年の矢に打たれて落ちる。
貧しくても正しく魂送りをする二人。
それからチポロの運が変わってきた。
また地上にいる神シカマ・カムイと五人の従者に出会い、
警告を聞くも、幼馴染のイルシュが魔物に拐われてしまう。
3年経って、チポロは魔女の噂を聞き、北の港町へ旅立つ。
旅のお供のミソサザイの神がいい。
(でもこれって空色勾玉の鳥彦か?)
そして迎える魔物との戦い。
お話は破綻なくよくまとまっていて、
主人公の成長に無理も嫌味もなく
むしろ教訓めいていて、質のいい児童文学だなあと思う。
全くのハッピーエンドだし、いい話だったな。
「天山の巫女ソニン」シリーズの人。
これはアイヌ世界が舞台だ。
神様に見捨てられようとしている人間界。
創世神オキクルミとその妹神。
人間か好きだった妹は、一人人間界に残った。
主人公のチポロは、祖母と二人暮らし、
貧しくて、小さく弱い9歳の少年。
ある日、ツルの神が少年の矢に打たれて落ちる。
貧しくても正しく魂送りをする二人。
それからチポロの運が変わってきた。
また地上にいる神シカマ・カムイと五人の従者に出会い、
警告を聞くも、幼馴染のイルシュが魔物に拐われてしまう。
3年経って、チポロは魔女の噂を聞き、北の港町へ旅立つ。
旅のお供のミソサザイの神がいい。
(でもこれって空色勾玉の鳥彦か?)
そして迎える魔物との戦い。
お話は破綻なくよくまとまっていて、
主人公の成長に無理も嫌味もなく
むしろ教訓めいていて、質のいい児童文学だなあと思う。
全くのハッピーエンドだし、いい話だったな。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます