京極夏彦。百物語の3冊目。
1冊目はほとんど記憶にない。妖怪はいないんだ、裏があるんだ、という話。
2冊目はちょっとスケールアップ。藩1個の運命をかえるような大仕掛け。
百介(ももすけ)は又市やおぎんたちのしかけに巻込まれたり利用されたり
どうにも、WOWWOWでやってたドラマのイメージと違うんだがまあいいか。
2冊目で明らかに、又市とは金輪際会うことはないまま年老いて云々という落ちが
ついているのに、なんで3冊目が?というあたりはうまく処理されていて、
逆に明治初期が舞台なので面白かった。おかしな4人組とか。
ひからびた老人になった一白翁(百介)は、別れてもやっぱり又市やおぎんたちの
影につきまとわれる。4人組が聞いてくるネタいちいち百介(と又市)の関わった
ものだったりするのは、偶然にしちゃやり過ぎだなあ。
なにはともあれ、最終話は、これまでの物語とタイトルすべてに落ちがついて、
めでたしめでたしというところ。
1冊目はほとんど記憶にない。妖怪はいないんだ、裏があるんだ、という話。
2冊目はちょっとスケールアップ。藩1個の運命をかえるような大仕掛け。
百介(ももすけ)は又市やおぎんたちのしかけに巻込まれたり利用されたり
どうにも、WOWWOWでやってたドラマのイメージと違うんだがまあいいか。
2冊目で明らかに、又市とは金輪際会うことはないまま年老いて云々という落ちが
ついているのに、なんで3冊目が?というあたりはうまく処理されていて、
逆に明治初期が舞台なので面白かった。おかしな4人組とか。
ひからびた老人になった一白翁(百介)は、別れてもやっぱり又市やおぎんたちの
影につきまとわれる。4人組が聞いてくるネタいちいち百介(と又市)の関わった
ものだったりするのは、偶然にしちゃやり過ぎだなあ。
なにはともあれ、最終話は、これまでの物語とタイトルすべてに落ちがついて、
めでたしめでたしというところ。
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