河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

イグアナくんのおじゃまな毎日

2008-02-02 23:32:01 | 読書(小説)
佐藤多佳子、偕成社。
児童書。
スリの次は、ちょっとリッチな家族。
家を改造して、サンルームを作った。
しかし、金持ちの親戚が、イグアナを押しつけてきた。
飼うためには、温度は年中25度以上40度以下にして、
午前中のうちに野菜をたっぷり食べさせること。
「徳田のジジイ」に逆らえない樹里のパパとママは、
世話を全部樹里に押しつける。家族のいがみ合いが始まる。
しかし、1mになってもペットはペット。
愛情のような感情がわいてくるものなのだ・・・
なんだろう、この人間の描きぶり。
いろいろな状況下にいる人間を、さらっと描いていて、
どこまでお話でどこから自分の経験なのか分からないというか。
そんなの読み手が気にすることはないんだろうけど、
この人の場合、なんか気になる。
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