河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

書楼弔堂 待宵

2024-08-05 10:50:58 | 読書(小説)
京極夏彦、集英社。
シリーズが似たようなデザインで、
どれ読んだのかわからなくなったけど、
破曉と炎昼は読んだと思ったので消去法。
次の語り部は、坂の途中の甘酒屋の爺、弥蔵。
こいつの正体は何だろうな、というのは一つの糸。
しょっちゅう顔を出すのは酒屋の次男利吉。
ここに、弔堂へむかう様々な客が、甘酒屋に立ち寄り、
弔堂までついていってやったりする。
求めている本を渡し、なければ渡さない。
弥蔵の場合は、過去を蓋して偽名で生きているから、
渡す本は、その時点では、ない。
謎を持っていったら、鍵の一つを弔堂が持ってるから開けられるとか、
ちょっとご都合主義だけど、いつものことだからまあいっか。
じわじわ続くと、弔堂の正体もわかるのかな。

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