DVD「１０ミニッツ・オールダー」Red & Green

見たかったけど行けなかったりレンタルが見つからなかった映画を、
通販レンタルでいくつか借りてみている。
無料の1ヶ月だけのつもり・・・。
これもずいぶん前の、オムニバス映画。
上映時は、「イデアの森」「人生のメビウス」って小難しい副題が
付いていたのだが、DVDは、赤と緑になっていた。
しかし、原題は、「The Cello」「The Trumpet」なのだね。
アキ・カウリスマキとかヴィム・ヴェンダースとかジャン＝リュック・ゴダール
くらいは知ってるけど、あとはしらーん。
10分とか、時をテーマに、10分間の短編が続く。
10分でここまで出来るのかとか、10分の長さや短さが面白かったり、
短いから映像が凝っているので、話は意味不明でもそれなりに楽しめる。
特にゴダールのは印象に残る。1分の作品が10本らしい。
The Trumpet
「結婚は10分で決める」「ライフライン」「失われた一万年」
「トローナからの12マイル」「ゴアVSブッシュ」
「女優のブレイクタイム」「夢幻百花」
The Cello
「水の寓話」「ジャン＝リュック・ナンシーとの対話」
「時代×4」「時間の闇の中で」「老優の一瞬」
「星に魅せられて」「啓示されし者」「10分後」

とりぱん７

長期化してきた。
あんまり言うことなくなってきた。
野鳥を身近に感じさせる、という点が、独特でした。
あとは、どこまで続くか、か。

DVD「カナリア」

けっこう古い邦画。
「ニルヴァーナ」って、オウム真理教まんまのような宗教団体。
殺人事件を起こして、壊滅状態になった団体から助け出された
子どもたちのうち、主人公岩瀬光一だけは、信仰から抜け出せないでいた。
父不在。母は幹部となり、指名手配中。妹は祖父母の元へ。
祖父は彼の引き取りを拒否し、光一は児童相談所を抜け出した。
というところから始まる、光一の自分探しの物語。
もう一人の主人公、由季は、母を亡くし、父とうまくいっていない。
エンコーの途中、光一に出会い、行動を共にする。
言いたい台詞のために物語があるような気がしなくもないけど。
よくあると言えばよくあるお話。
自分が、自分でしかないこと。
タイトルのカナリアがどういう意味か分からないけど、
炭坑のカナリアは、人より先に毒ガスに気づき死んでしまう。
宗教にはまる人って、ある意味センシティブだからなあ。
人なんて、生きてるから生きているはずなのに、
意味を求めたりして、自分で自分の首を絞める。
ほいでもまあ、人生は楽しくありたいねえ。

ひなぎく純真女学園２

ふくやまけいこ最新作～
なんだかもう、買うのはずかしいんだけど・・・
ピンク色だし、「男子厳禁」だし、裏表紙は入浴シーンだし。
そいでも、ふくやまけいこだから買っちゃうのだ・・・
私の好きな分野ではないけど、この人の本領発揮分野なんだろうなー
しがない？４コママンガだけど、身分違いというか、
生まれも育ちも違う、水面下の断絶を描いているようで、えーと、
下町娘の木成さんと、お嬢様アミの、すれ違いというか、
かみ合っているようでかみ合っていない様子が、
けっこうシュールだと思う。なんか怖いものがあるなあ。
しかし、続いているなあ。

シノダ！魔物の森のふしぎな夜

富安陽子、偕成社。
信田家シリーズ第４弾。
今回はユイとタクミとモエじゃなく、
人間のお父さんと、狐のお母さんのお話。
二人のなれそめ、ってか、子供のころの出会いと冒険。
入るな、って言われてた伝説の森もキャンプ場か～。
子供会のキャンプもだれも行きたがらない。
大人（作者）の嘆きを、子供（読者）はどう読むんだろう？
すいません、大人の読者で。