河太郎の読書日記

本とか映画とかいろいろ

床下の小人たち

2010-02-04 22:31:40 | 読書(小説)
メアリ・ノートン、岩波書店。
小人の冒険シリーズ第1巻。
っていうか、この夏公開の宮崎駿映画の原作。
原題は、「借りる人たち」
本文中には「借り暮らし」と訳してある。
床下に住む小人の家族、
ポッドとホミリーと娘アリエッティ。
物語は、少女ケイトがメイおばさんから昔話を
聞くところから始まる。
アリエッティたちは人間の男の子と出会うわけだが・・・
これで終わっちゃうの!と思うのは確か。
でも、続きがあと4冊あるんだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロンドン・ヴィジョナリーズ3

2010-02-02 22:27:23 | 読書(マンガ)
完結。
帆船&イギリス&幽霊ものという以外に、
キャラとかお話に取り立てて特徴のない・・・
けっこう雰囲気だけだなあ。
もうちょっとアクションがあるかと思ったけど、
こんなもんなんかなあ。
途中だけど、続きはなさげだな。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

第九軍団のワシ

2010-02-01 23:14:33 | 読書(小説)
ローズマリ・サトクリフ、岩波書店。
子ども向け。
っても、主人公は子どもじゃないし、
唯一出てくるのは少女コティアくらい。
自分が子どもの頃だったら、これは読めなかったろうなあ、
と思うくらい、長くて複雑な物語。
ローマが古代ブリテンを支配していた頃。紀元前。
ローマの第九軍団というのが、ブリテンの北部での反乱を
治めるために出陣したが、霧の中、消息を絶ってしまった。
その軍団を指揮していた男の息子、マーカス・アクイラが主人公。
若者だけど、初陣でケガをし、引退することになってしまった。
闘技場でたたかっていた奴隷のエスカを買い取り解放して、
失われた第九軍団の「ワシ」を取り戻す旅に出ることになった。
事実を元に、失われた記録を想像で埋めたお話。
ブリテン島の土着民族とか、奴隷制とか、いろいろ出てきて面白い。
人生は思うようにはいかないけど。っていう物語。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする