遊びをせんとや

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お花見  

2024-04-07 09:03:50 | 日々のあれこれ
桜の満開と万博公園の日本庭園のお茶室の春秋特別公開に合わせて、今年初のお花見。
朝からお弁当をこさえていった。
当然、お天気なので着物。

朱赤の無地紬に黒茶のちりめんに水紋と桜の花びら模様の名古屋帯。短く着てみようと思ったが、短かすぎ。ちびの私には短いのはバランス的にダメね。
初めて三原佳子さんのコーリンベルトを使った着付と角出さない角出しを結んでみる。
いつも、もたつくおはしょりの処理が上手くいったが、背中の皺が伸ばせないままだった。反省。
伊達じめを使わないで着物をベルトでおはしょり上に締めたのはとても楽で良かった。


いつものお昼みたいなお弁当。赤魚の味噌漬け、ハンバーグ。などなど。お酒は五勺ほど。ケーニヒスクローネのカップにお茶。
桜の下は暑いので日陰のベンチで食べた。昨年より念願の場所でお花見ができた。
暑いくらい。

 
 
あしびもきれいに咲いていた。



呈茶券は入園児に入場券と一緒に買うと70円の割引になる。合計で890円。
思いの他広いお庭。

 

千里万博の時に建設されたお茶室で呈茶。汎庵。私たちが着いた時にちょうど次のお手前がいただけるので正客のお席を勧められた。


 香合


吹く風で鎖につるされたお茶瓶が揺れるのが春の風情だそうだ。

 
  

春日丘の和菓子

あんまり甘くなくて上品な味。当然、桜柄。
私のお茶碗は案外どっしりした黄瀬戸。


万里庵も見ることができる。

 
つくばい

水琴窟




快晴でちょうどいい気候でいい時間を過ごした。
ここは静かで良かった。


お茶室を後にして次に向かったのは、民俗学博物館。「日本の仮面」招待券があった。

写真はNGだった。ここだけ撮影OK。
民博にしては珍しく日本の仮面だけの展示だった。日本全国にすでに廃れたしまった行事も含めて多数の仮面が残されているのは興味深い。どんな思いを人は仮面に託したのだろう。
誰も見ていないところで仮面をかぶる。わざと人前で被る。
仮面は人の深層心理を表現しているのだろうか?

万博公園内はどこも凄い人出になっていた。
チューリップの花の丘を見て早々に引き上げたが、充実した半日だった。

 
   
ここぞと咲き誇るチューリップ。春だなー。

帰りの陸橋では入場制限がかかっていた。

昨日の晩御飯はあっさり、あさりのペスカトーレパスタとキャベツ、キュウリのサラダ。