遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

ピーター・シスの闇と夢 ~伊丹市立美術館~

2023-05-26 07:43:22 | 美術館、博物館
文化ゾーンとして再生される間、休館していたので久しぶりに伊丹市立美術館を訪れた。
ここはいつも魅力的な展覧会を企画してくれる。
年に一度は最低訪れたい。

「ピーター・シスの闇と夢」

チェコ出身の絵本作家さんの原画展だ。


閉館前に着いて開館を待つ。
1949年チェコに生まれた音楽や映像に興味のある芸術家がロサンゼルスオリンピックにアニメーターとして参加してソ連や共産圏の国がオリンピック不参加を表明し、その時、決断してアメリカに亡命して絵本作家として大成する人だ。
私より9歳年上。少しリアルタイムに生きてきた感が持てる方だ。
アメリカに亡命した時彼は30歳。エリック・カールに導かれて絵本の道に入る。
そして素晴らしい絵本作品を沢山生み出す。
映画アマデウスのポスターも彼の作品なんだとびっくりした。
写真は全てHPよりお借りしました。


彼のご両親が素晴らしい。お父さんが映像作家であの時代にしては珍しく色々な国を訪れることができた。あの時代の共産圏に生まれながら外の世界の広さや自由さを小さい彼に伝え続けた。
私が一番心に残ったのは「チベット 赤い箱のひみつ」だった。不慮の事故でチベットを彷徨ったお父さんが赤い箱に秘めた物は、、、。なんとロマンに溢れドラマチックででワクワクする冒険譚なんだろうか。そして世界を語っている。



星の王子様


ロビーで流されていた翻訳者の柴田元幸さんとビーターさんの対談の映像をパウチされた訳をシートを読みながら観た。
アメリカのロックにすごく影響されたとも、、、。
戦後の冷戦時代をまさに生き抜いた人だった。

かなり絵本の原画の数やアニメーションもありボリュームたっぷりの展覧会だった。
整備された文化ゾーンも観たかったが、お昼になったので阪急伊丹の駅付近まで戻って旦那のおすすめのうどん屋を探した。
商店街から少し横道に入ったところに人が並んでいる。ここだと思ったらそうだった。
千舟屋

  
並んでいる間に後ろの若い女性グループが色々スマホを見ながらメニューを決めている。
聞き耳を立ててその情報をたよりに注文を決める。どうやら野菜天ぷらが凄いらしい。野菜天ぶっかけ(冷)にする。
お腹たっぷり食べるとまた調子が悪くなるので「うどんは一玉」にする。ここは基本1.5玉だ。


旦那はカレーうどん。野菜が大きすぎて麺が見えない(笑)
予想通り大振りの野菜天は揚げたてで塩でいただいて凄く美味しかった。量も私にはちょうど良かった。腰のある美味しい麺だった。
1000円です。このお店は5月末から内装工事に入るそうだ。

美術館のそばのニトリで小さいガラスボールを手作りマヨネーズのために購入し、日本酒を買って帰った。

昨日の晩御飯
ブロッコリー、トマト、ゴボウ、冷凍してあった鰯のフライ。さつまいものレモン煮。

ペンネが少なかったのでスパゲティを足して作ったあまり物チーズグラタン。


野菜に掛けた手作りマヨネーズはオイルが少なすぎてどうもイメージとは違う。







最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。