親との付き合い方 家電の循環

週明け、母から電話がかかってきた。
「寝室のクーラーの効きが悪い。」こういう時は電話でも話の内容がきちんと通じる？
すぐに直して欲しいとのこと。それは無理ですぜー。ちょうど急に暑くなってきたのだから、全国このような要望がどんだけあるか。
修理したところで、すぐに壊れそうな気もする。
私はその日、松竹座の夜の部観劇。
旦那に頼んでヨドバシにクーラーを買いに行ってもらう。
今ある、クーラーはPanasonicだそうだ。こういう時にすごく母は正しく伝える。

ヨドバシのクーラー売り場は当然、激混みで大変やったみたい。
旦那から電話で「電気代を考えたらダイキンの６畳用にする。」という結論が出た。
寝室は4畳半くらいだが、そんなのはないそうだ。結構なお値段だが、致し方ない。
配送、取り付け工事がまた激混みで次の日どころが最初土曜日ということだったが、どんどん埋まっていって、結局週明けになった。
祝日なので弟がいるので一安心。何時に来るか当日の朝一でないと解らないとのことだった。旦那が受付をしている間に連休最後のその日も配送は打ち止めとなったらしい。大変。

週末、晩御飯を作りに実家へ。
頼まれていたノースリーブの下着と短いペチコートをまず、スーパーで買い、この日は家で作っていった料理を持って。
お風呂の蓋を捨てるのに、ごみセンターに電話して予約。

母がデイサービスから帰ってきて、日誌を見ると２～3日前に「歯磨き粉が切れた」と書いてある。
旦那に電話で家の買い置きの歯磨き粉を持ってきてもらう。
母にクーラーの顛末を話すと「買い替えなあかんかなー。そんな古なかったけど。修理できひんの？」とまたいうのでかちんと来た。
昭和戦前生まれのつましい生活が当たり前の苦労人なので無駄な出費は嫌らしいが、今回はもし、次々クーラーが壊れたらと思うとぞっとする。できるだけ壊滅的に壊れる前に買い替えたい。次は冷蔵庫が心配だ。
思えば、お年寄りで一人で暮らさられている方はどうしてはるんやろと思う。介護スタッフさんとかに頼んで買いに行ってもらるのだろうか？この酷暑の夏、壊れたクーラーをどうしようもなく、熱中症で亡くなられる方がいるのではないかと暗い気持ちになった。

母の干してあるペチコートに穴がいくつも開いてる。「捨てや」というと、まだ履けるからと。ええかんげんにしーやと思う。
週末の母は気持ち的には高揚して元気なのだが、肉体的には一週間の疲れが出て来る。
それでも何とかリズムができて、いい感じで暮しているのはありがたい。

昨日の晩御飯は、作って持っていった夏野菜の煮びたし、枝豆、マグロの山掛け、サーモン、はまちのお刺身。つるむらさきの胡麻和え。豆腐、茗荷のお汁。


帰りの電車からの入道雲

駅の監視カメラの上の燕の巣

大きな大きなアガパンサス