遊びをせんとや

毎日できるだけアンテナを張って
おもしろがりながら楽しみたい。
人は「遊びをせんとや生まれけん」です。

上野リチ展  ~ウィーンからきたデザイン・ファンタジー~

2022-01-10 06:48:22 | 美術館、博物館
11月中旬から12月一杯忙しかったので行きたいけど行けなかった京都国立近代美術館
上野リチ展


画像はHPよりお借りしました。

先に日曜美術館を観ていたので、わかりやすかった。
日曜日の午後はやはり混んでいた。
久しぶりに混雑する近代美術館。



  

テキスタイルデザインが可愛いのは当然なのだけど、
リチが日本に来てから、こういう作品を描いたり


完全に日本画ですね。金箔と顔料に見えるのはリキテックスでした。


 
これは有名な日生劇場のレストラン アクトレスの壁紙。
まるで琳派の屏風絵に見えます。花鳥風月がリチさん風にデフォルメされている。
写真は全てHPよりお借りしました。

それと感心したのは、戦前にスターバーとか西宮の個人邸宅なんかの建築、室内デザインが素敵です。
1920年~1940年代にこんなインテリアで暮らしていた日本人がいること自体が驚きでした。
装飾の一点集中であとはとてもそぎ落とされたデザインがかっこいいです。

この写真はHPからお借りしましたが、
京都国立近代美術館が2013年にロビーに再現したスターバーです。

やー観たかったです。

まさにヨーロッパと日本の美的センスが生きています。

戦前の上野伊三郎さんの名詞のシンプルでかっこいいこと。

いやー参りました。

それにしても昨日、日中京都はまたピーカン晴れていて、人いきれで暑かったです。

早々に4階に上がり常設展も見ました。

シャガールの上質な作品が3点も観られてお得でした。
常設展の方が人が少なくてゆっくりしました。




「父のビスコ」と「仏像のひみつ」

2022-01-09 07:29:09 | ブックリスト
平松洋子さんの本好きです。
食べ物に関するエッセイがほとんどですが、
読んでいるとドライブ感があり、その食べ物を食べてみたいと強烈に思います。
まるで映画解説淀川長治はたまた浜村淳の食べ物編です。

そんな平松洋子の新刊「父のビスコ」


毎日新聞の書評欄に取り上げられていました。
さっそく購入。

読んで驚いたことに平松洋子さんは私と同じ年生まれ。
但し、学年は一つ上です。
お父さん、お母さんの生まれ年も私の父母と一緒。
これは怖い。

リアルタイムで味わってきた味覚がほぼ同じです。
外食が少なかったのも。
岡山の倉敷出身なので小さい時に食べた物は少し違いますが。
祭り寿司に関してとかね。

読んでいる途中であとがきを読むと山本勉さんの「仏像のひみつ」の話が書いてありました。
そこでふと「うん?これ持ってるかも。」と本棚を探すとありました。
東京国立博物館に長い間お勤めで特に鎌倉時代の仏像を研究されている山本勉さんの
「仏像のひみつ」

どこか仏像の展覧会で買ったまま読まずに本棚に並べてました。
改めて読むととても興味深く分かりやすく仏像のことが知れます。
しまった。仏像鑑賞したばかりだったと、、、。読まんかい!と自分に突っ込みを入れます。

この仏像のひみつには続編が2冊あり、「完本 仏像のひみつ」が出版されているのでそれを是非購入しようと思いました。

昔、平松さんの祖父が住職を務められたお寺の本尊を調査に行ったという奇遇があったそうです。

話が二股になりましたが、
「父のビスコ」の方は今までの食べ物ルポやエッセイとは少し趣を意にして興味深かったです。
自分の育ってきた土地の文化と両親の血はどこかで自分を作っている要素なんだなとしみじみ思いました。
特に子どもの頃に何をどんなふうに食べたかは一つの文化であり、血肉になっているんですね。


スペイン風邪の再来? 

2022-01-08 06:35:02 | 日々のあれこれ
予想通り、コロナ感染が年始から拡大
いや、年末からヒタヒタと来ていたような。

今回はオミクロン株がかの国の軍隊からもたらされたようで、
まるで第一次世界大戦時のスペイン風邪のようだ。

かの国では年始のカウントダウンの時もマスクをしていない人が目立ったようだ。

実験みたいなもんだなーと思った。

マスクをしない。人と集まる。
お酒を飲んでワイワイする。
感染拡大。

オミクロン株が重症にならないというのはどこからきた根拠なのだろうか?

イギリスでは死者数も半端ないようだ。

自滅しない別のデルタ株が存在するようだが。

喉で爆発的に増えるオミクロン株は肺まで達しないという楽観的な観測で
経済的効果を考えて打つ手を下さないとういのは
考えることができない人のやることですね。

肺炎起こして入院した時は手遅れというパターンかな?
まるでロシアンルーレットのような手段。
しかも一番弱者に、回って来る可能性大。

大阪府の致死率が一番ダントツに高かったというのを大阪府の知事は骨身にしみているのだろうか。

それと、私たちが罹患した場合に仕事が回らないということもわかっているのだろうか?

なんともその場限りとしか言いようがない。

十分手立てをしてやっぱり違うかった。良かったね。老婆心で。とならないのだろうか?

学習しないとしか言いようがない。

早めに出願を全員郵送にしていて良かったと思う。


新年女子会 ~久しぶりのイタリアンレストラン~

2022-01-07 06:13:32 | 日々のあれこれ
案外真面目なのと気が小さいので
家族以外の外食はすごく少ない。
特に街中のレストランなんて。
ひょっとして二年ぶりくらいかもしれない。

梅田ヒルトンプラザ5階 イタリアンです。



職場の年下の同僚がネット予約してくれました。
本当は12月初めに家でランチと思っていたのですが、所々の事情で延期となり
「新年どうですか?」とラインをもらい、さすがに旦那が渋い顔をしたので
外でのランチと相成った。
お誘いいただきありたい限り。
年下女子ばかり4人。
落ち着いた店内で平日とはいえ5日。結構満席になっていた。

頂いたのはお肉、お魚のコース


これでスパークリングワイン1杯ついていて2,500円はすごくお得。

30代2人、40代1人、60代の私。
人生色々だなと思いました。
久しぶりに家族以外の人としゃべって発散しました。

オミクロン株が予想通りの早さで増えて、これからまた自粛の日々です。

梅田阪急百貨店のディスプレイがまたダイナミック&素敵でした。


 

セールになっているラルフローレンのフェイスタオルとバスタオルを買い、
クレンジングを買い帰りました。

夕食はお節を有効活用したチラシ寿司。
あと少しでお節も完食です。





奈良国立博物館 ~藤田美術館展~

2022-01-06 06:16:48 | 美術館、博物館
三が日も開けて4日。

子供たちが帰って寂しくなった。
朝早くから奈良に向かって出発。

ことし初美術館鑑賞は奈良国立博物館。
藤田美術館展



大阪の藤田美術館もこの4月に再オープンする予定。

藤田傳三郎さん、 息子さん、お孫さん三代にわたって集められた美術品の一部を展示しています。
今はお孫さんのまたお孫さんが新館長さんです。

2019年の前期に続いて後期開催。
解説を読むに日本の明治の廃仏毀釈のむごさが凄い。
この時期にどれだけ国宝級の仏様が海外に流出したか。恐ろしい限りだ。

印象に残ったのは

やはり竹内栖鳳
この人は戦前に渡欧しているので
ぼかし遠近法が半端ない。
しかも日本画の良さを熟知しているからさらっと薄くということを心得ている。
今回も代表作のライオンも良かったけど
日本の風景を描いた
「皐月雨図」「秋郊放牧図」がすごく良かった。
これはネット検索しても出てこず。


こんなタッチで描いています。これもお借りしました。
すごく筆遣いに個性があるようです。

高階隆兼作の国宝「玄奘三蔵絵 巻第四」


いやー上手い!当たり前やけど。
背景の色彩デザインもいざ知らず、人物の顔の表情がすごく生き生きしている。
鎌倉時代らしい。

狩野永徳 扇面


いくつか扇面が展示されていたが伝も含めて狩野永徳のは違う。
さらっと書いて人物であろうと花鳥風月であろうと上手い。

印象に残ったのは狩野山雪
当然、写真撮影は禁止なので画像は全てネットからお借りしていますが
この作品は出てこなかった。
「夏冬山水図」

まるで日本美術史を簡単に追いかけているようで
堪能しました。
いい物見せていただきました。
藤田美術館の春の開館が待ち遠しいです。

朝は寒い奈良公園で鹿たちはゆったりしていました。


国立博物館のテラスからのお庭の眺め


 

お昼は一度訪れた「江戸川」で

私は和定食、これで1980円は安い。

旦那はミニうな重セット

こちらは2380円。
便利な奈良町にあって、駅にも近いです。

食後いつも覗く古道具屋さんはお休みで残念。

お昼寝しながら大阪に戻ってきました。




久しぶりの街中

2022-01-05 06:29:47 | 日々のあれこれ
3日は娘が梅田に映画を観に行くというので一緒に出て切れた化粧品の買い出し、キッチンクロスの補充。

その前に腹ごしらえ
良く晴れていい天気で暖かったので淀屋橋まで歩く



 ミズノのお向かいのビルも見事に取り壊されたみたい。
 

 ミズノのビルも取り壊し決定。
 

 一等地だからどんな建物が立つんだろう。
 このあたり中之島はレトロビルが沢山点在してるから景観を大事にしてほしいな。

久しぶりに淀屋橋の「インドシナ」でベトナム料理。
これもまた美味しかった。
予約してたからよかったけど、12時30分には店内は満席。
コロナが少し収まって、こうやってお店が一杯になるのを見るのは嬉しい。
小さなコースを頂いた。いい感じにお腹が一杯。



これにエビと豚肉が付いたサラメシがついていて一人3000円
ちょうど良かった。
ここはとてもお味がさっぱりしている。

夜は食べたかったサッポロ一番塩ラーメン。
具材はおせちの筍や鴨の燻製、蕪の葉っぱ、卵。



快晴の自然文化園散歩

2022-01-04 06:45:18 | 日々のあれこれ
実家に新年のあいさつに出向きそのまま
また帰ってきて私と娘は帰りに万博自然文化園に行く。

快晴、暖か。沢山の人が訪れていた。

娘が小さい時によく遊びにきた。
そんな話をしながら新しいお店が出来たと驚きながら
小一時間散歩した。


私が好きなプラタナス並木。

冬は冬でいい感じに枝が伸びていた。

お昼はお雑煮とお節。

夕食はさすがにお節に飽きてイベリコ豚と野菜炒め、
娘が作ってくれたブロッコリーと小エビの中華炒め風。
白菜の糠漬け。白米。

こういうのが美味しかった。

今年の手帳 ~新年からのコロナ騒ぎ~

2022-01-03 06:11:47 | 日々のあれこれ
昨年はちょっと失敗して使いにくかった手帳
今年のは昨年の12月初めにいいのをゲットしてました。


手前のが今年の手帳
奥の2冊が昨年一昨年。

渋いオリーブ色のカバーも好みです。

バーチカル型はもちろんのこと、朝8時始まりが良かった。
昨年のは慌てたせいか、1時始まりで日中の予定欄がとても狭くて困った。

今年のは8時~22時、ちょうどいいかも。
しかも12月末に気が付いたのだけれど12月分もついている。
使えば良かった。

元日は家から一歩も出ず、夜はてっちりを食べ、
恒例、ウィーンニューイヤーコンサートを娘と観た。
ことしは観客を入れて(でも2階は無人だった)演奏。
最後のラデッキー行進曲の手拍子が感無量だった。

夜はぐっすり眠れた。

今朝はとても疲れた取れが気分だ。

去年感じた違和感を大切に今年は自分の向かう方向性も見えたし、
すごく新たな気分で進めそうだ。
元旦の夜中に見たすごく示唆的な夢のせいもある。

迷いなく過ごせそうだ。

コロナ感染にも気を付けて気を引き締めて毎日をおくろうと思う。

と、言う矢先昨日の朝、息子が「喉痛い!」熱を計れば37度。
実家での会食を早々にあきらめ、例年持参している生酒を持って顔だけ見にいく。
息子は西中島のPCR検査会場へ。
すぐに検査をしてもらえた。
結果がでるまでに自主隔離ということで早々とお節を持って自宅へ帰って行った。
夕方5時30分、陰性結果が送られてきた。
ほっと一息。
年始早々、コロナに奔走された気分。
でもこれくらい用心深い方がいい。

実家の母の思いの他元気な顔も見れたし、みんな元気が一番。




元旦のテーブル

2022-01-02 07:14:53 | 日々のあれこれ
元旦、お昼
親族の集まりです。
オーソドックスお節



お刺身、ハム、ローストビーフ

初めてバーミュキラで炊いたお赤飯は豆が固すぎました。
私はもち米対白米が1:4の柔らかいお赤飯が好き。
もう少し小豆を炊くべきでした。
でもご飯はとても美味しかった。

朝、9時から11時までのダイニングの机の上の日差し


快晴の元旦です。

お正月準備 ~私のマイノート~

2022-01-01 08:03:21 | 日々のあれこれ
例年、特に年末はどこで何をいつぐらいに買ったかをマイノートに付けている。

ずっとモレスキンの方眼、XLを使っていたけれど
1冊800円はお高いと思って昔大学時代に使っていた同じ方眼のデザインノートに変えて3年。
でもね。書き心地が違うのです。

来年は思い切ってとネットでモレスキンを買いました。
黒しかなくてでも年内に届いた。
恐るべし日本の物流。

28日、29日に注文した物
シンクの浄水器カートリッジ
旦那のマスク
モレスキンノート
息子から頼まれたシャワーヘッド
娘が注文したAmazonの本とCD

全て、30日までにきっちり届いた。

29日お昼前から食料品の買い出しに行ったのだけど、〇急デパートの地下はえらいことになっていた。
レジに並ぶ気にはならない。スーパーで買い物。
近くのイ〇リは駐車場に入る車の列でそこだけ渋滞。

29日のお昼は〇急のレストラン、最近のお気に入り。
あっつあつのパッパデッレ、魚のラグーソース。

すごく美味しかった。満足。ここも12時前には一杯。

28日朝から漬けておいた黒豆から。

次の朝に再度日を入れて完成。

どんこシイタケは29日朝から漬けて夕方から炊いた。

またもやお化けどんこで昨年もそう思ってノートに「でかすぎる」って書いたのに
読まずに注文してしまった。でも美味しいのです。

29日、30日お煮しめを次々作り、栗きんとんも作った。紅白なます、ゴボウのたたき。
31日は朝からエビのうま煮、スケソウダラの子、蛸を炊く。
お昼から野菜のスペイン豚巻き焼き。

途中で平松洋子さんの「父のビスコ」を読みながら。昼寝しながらゆっくりのんびり。

夕方にブリの照り焼き、田作り。

夜に重箱に詰めようと思っていたが、子供たちが帰ってくるのが遅かったので
元旦の朝にする。

今年のお花はなんだかお正月らしからぬ風にしたかったので
玄関


リビングの棚


元旦の夜中に目が覚めてそれから1時間くらい寝れなかった。
すごく神々しい夢を見た。観音様の夢。
多幸感に包まれたような気がした。

そして元旦に詰めたお重。


参の重にはあとで絹さや

今年の蓮根は穴の開き方が何だか情けなくて、、、。

今年は地味にオーソドックスに作りたかった。
紅白なますは入りきらないので銘々にお出しすることにする。
ゆず窯で。

お雑煮の準備をしてからシンクを洗って、床掃除をする。

なんとか間にあった。