染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

きはだの木

2010年05月24日 | 店主の一日
先日、大池の長谷川さんから「今年の雪で木が折れている、幹が黄色だからきはだだと思うけど、要る?」と電話をただきました。
行ってみると、根元から1mくらいのところで折れています。内皮にきれいな黄色が覗きます。
きはだの内皮は戦時中に薬に使われた事から伐採が進み、すっかり少なくなりました。
太りやすい木なので、植える人は多いのですが、柔らかいので建築には向かないようです。
しかし、この内皮は梅雨時など、木がたくさん水を吸い上げる時期しかきれいに剥ぐことはできません。この幹もなかなかきれいに剥ぐことは出来ませんでした。
もう少し季節が進んで梅雨時になるとなんとかなるかもしれません。
きはだやのストックの幹も少なくなってきたので、少し採取したいところです。
コメント (2)
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