ちんころ

今日は15日で節季市でした。
以前は15日が成人の日でしたので休みでしたが、祝日が変わってしまってから様相が変わりました。
今日は好天でしたので余程、ちんころを求める列が長いかと思ってたのですが、行ってみると案外それほどではなく。
二三年前の様に雪の中に何十分も列ばなくてもいいのでは有り難い感じです。
「ここのところ、ちょっと飽きられっぽいからねえ」なんて声も聞こえます。
成る程、ここ数年、県内のテレビには毎回の様にちんころが映り、それを見た方が市内外から多く訪れていました。
そうなると、メディアの旺盛な食欲にほんの数年でコンテンツが食べ尽くされてしまった感があります。
実際のところ、この市が建つ通りの他の場所でも買えたりと程よく、食欲を満たして来た事も否めない感じです。
そう思うとちんころ見たいなニッチでローカルなコンテンツにも流行りがあった事が面白く思えます。

まあ、僕にとってはあまり寒い思いをせずにちんころが買える方が有り難い感じです。

行儀よく並んでいるちんころはやはりこの季節に欠かせない気がします。
僕の祖父は何気に、こういったアナログで（まあ、30年前なんかアナログしかないんですが）ローカルなものが好きな人でした。
飾り棚の上にいつも正体不明の人形があったのを思いだします。