染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

店主、「光の館」に泊まる。

2016年04月07日 | 店主の一日
先日、「光の館」に泊まる機会がありました。
「光の館」はこの辺での大地の芸術祭初期に作られた建物で詳細はこちらへ
http://hikarinoyakata.com/
設計はジェームズ・タレル氏でこれまたWikipediaにも細かく載ってます。

この「光の館」は案外と人気で、なかなか予約を取る事ができません。
今回は貸切で泊まれたので実によかったかと。
天井が開閉する部屋についても方々でたくさん写真が載っています。




圧巻なのはお風呂。
昼に入るとまあ、普通の風呂なんでしょうが、夜の風呂は素晴らしいです。
顔も見えないほど真っ黒な風呂場。
広い浴槽の淵に光ファイバーが貼ってあって、水面を浮き立たせます。
お湯に浸かったときにお湯がオーバーフローしていく様が実に美しい。
真っ暗な中で光ファイバーに照らされて水面が波打ったり、脚が白っぽく光るのも楽しく。
お湯の温度はかなり温めで心地よく浮遊感を楽しめます。
この温度も長く鑑賞できる温度に計算されているのだろうなあと、

「インスタレーション」という言葉を最近、覚えたのですが、僕の文章力ではあのお風呂を表現する事が全くできません。
機会があれば是非、一度泊まってみてはいかがでしょうか。
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雪下にんじんを食す。

2016年04月07日 | 店主の一日
十日町は冬の間は作物が採れないので雪解けの後の山菜が最も早い収穫になります。
最近はそれに加えて、春の風物に「雪下にんじん」があります。
にんじんを秋に収穫して春になるまで雪の下に貯蔵しておくと、雪の寒さで甘みや水分が増すというもの。

昨冬は降雪も遅く、小雪であったため、「雪下にんじん」を覆う雪が少なく「ただのにんじん」になるのではないかと危ぶまれたのですが、
津南の台地にはそれなりの雪があったようです。
以前、きはだやで機織りをしていてくれた広川さんからたくさん「雪下にんじん」をいただきました。

きはだやの機織り体験にも随分手を貸していただき、彼女の指導で体験をされた方も多いのではないかと思います。
彼女は津南で農業をされている方と結婚して忙しくされているようです。
彼女の所から時々、いただく作物は手をかけてあるのか実に美味しいです。
今回のにんじんも甘く水分が多くて〜水分の多いにんじん!!〜とても美味です。

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