今年は宇都宮東武の新潟物産展がなく残念でした。
毎年、この時期は店頭で鮭の頭を買い求めるお客さんでいっぱいでした。
ああ、でも近年はすっかり少なくなっていましたですね。
鮭の頭は何に使うかというと、宇都宮の郷土料理「しもつかれ」です。
10年くらい前に物産展で宇都宮に来て初めて知りました。
節分の残りの豆と正月の鮭の頭や正月料理の残りの野菜を煮た食べ物です。
見た目はあまりよろしくなくてほぼ、吐瀉物。
程よく消化された感じです。まあ、豆は消化が悪いですからね。
でも、素朴な味がとてもよいですよ。家庭料理とはいえデパ地下でも買えます。
「正月の鮭の頭をなぜ、今頃になって節分の豆と似るのか」と思っていたのですが、旧暦で言えば、節分の後の立春が正月。
明治以前で言えば、節分と立春、正月は続いていたわけですから、その残りでつくる「しもつかれ」は実に暦にかなった料理であるのかもしれません。
こう言った郷土食が薄れていくのもはとても残念なことのように思います。
毎年、この時期は店頭で鮭の頭を買い求めるお客さんでいっぱいでした。
ああ、でも近年はすっかり少なくなっていましたですね。
鮭の頭は何に使うかというと、宇都宮の郷土料理「しもつかれ」です。
10年くらい前に物産展で宇都宮に来て初めて知りました。
節分の残りの豆と正月の鮭の頭や正月料理の残りの野菜を煮た食べ物です。
見た目はあまりよろしくなくてほぼ、吐瀉物。
程よく消化された感じです。まあ、豆は消化が悪いですからね。
でも、素朴な味がとてもよいですよ。家庭料理とはいえデパ地下でも買えます。
「正月の鮭の頭をなぜ、今頃になって節分の豆と似るのか」と思っていたのですが、旧暦で言えば、節分の後の立春が正月。
明治以前で言えば、節分と立春、正月は続いていたわけですから、その残りでつくる「しもつかれ」は実に暦にかなった料理であるのかもしれません。
こう言った郷土食が薄れていくのもはとても残念なことのように思います。