また神話がひとつ生まれた!
都城市で美容室「CAMOMILLE」を経営している河野絵美先生。
「お友達の和装花嫁の着付けをしてあげたい。今から5月13日までマスター出来ますか?」
そう問い合わせがあったのは3月のことでした。
「きつけ塾いちき」が責任をもってお引き受けして、習い始めた特訓講座が3月23日から…。
それから一ヶ月半余り。
市来学院長と木下室長の特別講師陣で10回にわたる特訓講座。
モデルは事務局の女性たち…
そして…挙式当日。
河野さん担当の小浦課長のスマホに送られてきた写真を一枚だけ掲載します。(下写真)
スマホのコメントには、「バタバタ、壮絶でしたが、達成感と幸せいっぱいでよかったです。本当に感謝です。」
難しいといわれる「花嫁着付け」を引き受け、後戻りできない難関に挑戦した河野絵美さんの勇気に拍手ですね。
鹿児島では、沖永良部の今井さつき先生が、鹿児島市内のホテルに、一週間泊まり込みをして、「花嫁着付け特訓」を受け、素晴らしい花嫁を完成させました。
また、同じ沖永良部の竿奈美先生は、同じく一週間泊まり込みで、「美容師の為のプロコース」の技術の資格を得られました。
宮崎の「きつけ塾いちき」でも、この花嫁着付けで、河野絵美さんがまたひとつ神話をつくってくれました。
「花嫁の着付けを引き受けてから」…一週間の特訓で…
数年前の6月、沖永良部島の美容師さんからお電話がありました。
お電話の内容は、「12月予定されている、花嫁の着付けを引き受けました。鹿児島に伺って、泊り込みで覚えたいのですが…。」
しばらくして、彼女は鹿児島市内のホテルに泊まりこんで、鹿児島のお稽古場に通う、一週間の特訓教室が始まりました。
朝・昼・晩、一日3教室、追い込みは、朝・昼・夕方・夜の4教室で学んでいきます。
沖縄の北側の島からお越しになって、お金と時間と情熱がかかっているだけに、その真剣さは普段の教室とは違うものでした。
「一週間で覚えなければならない」という環境では、教える学院長も真剣、学ぶ美容師さんも必死です。
花嫁着付けの資格試験にも合格して、11月の認定式典にも参加されました。
しかし、12月のにお受けした花嫁着付けは12月。
翌月の沖永良部島から届いた学院長への彼女からのラインには、彼女の着せ付けたかわいい花嫁さんの写真が写っていました。
苦労のし甲斐があったというものです。
教えさせて頂いた私どもも、一番うれしい瞬間です。
沖永良部からもうひとり、そして奄美大島、与論島の方も
鹿児島は南の島々の多い県です。
これまでも、沖永良部島から複数の美容師さん。奄美大島、与論島などからもお越し頂いています。
もちろん鹿児島から多くの美容師さんが来られています。
「今度、卒業式の袴の着付けをお受けしたので、復習したい」とか、年末には「美容室で○○人の着付けを受けたので練習したい」と、「振袖特訓」の合流されることも多いのです。
困ったときの「駆け込み寺」ならぬ「駆け込み教室」の役割も果たしているわけです。
上の写真の岩下さんは卒業生(鹿児島)。時々おさらいに来られています。
今日の着付けは附下げ・訪問着のおさらいです。(3月19日午前)
福岡、舞踊 振袖の着付け、柳結び 股旅 浅草講座 浅草西会館
花嫁着付の資格を取って一年
鹿児島の「きつけ塾いちき」の、「花嫁着付け特訓コース」から一年…。
南国の沖永良部島から鹿児島へ…、一週間泊り込みで学び、花嫁着付けの資格を取った今井さつきさん。
現在は、「花嫁着付けの出来る美容室」のオーナーとして活躍中です。
これまでも、着付けた花嫁さんの写真を送って頂きましたが、最近の花嫁さんの写真をご紹介します。
送られてきたのは、11月3日・文化の日の「沖永良部の花嫁さん」です。
花嫁着付けを学んだ美容師さんたちが、その技術を生かして活躍している姿はこの上なく頼もしいものです。
今井さつきさんは、11月8日(水)の「第37回認定式」にも、沖永良部から「OB生」として参加してくれることになっています。
●霧島山脈近郊の画像一覧
●霧島火山ライブ情報マップ
●新燃岳の火口ライブ映像へリンク●
●
●
●
●
●
現場の課題…再び学ぶことの大切さ
数年前に「きつけ塾いちき」の「花嫁着付け講座」で学び、婚礼衣裳の着付けもお受けしてがんばっている、美容室オーナーの榎田先生。
今日は、現場の経験を通した課題を、より深く学ぶために、「きつけ塾いちき」の学院長の講座を受けに来られました。
ご自身の現在の技術を、「より深く、より高いものするために」学ぶ姿勢は、プロ技術者の必要な条件ですし、立派なことです。
時代考証や、全国の花嫁着付けの情報などを学びながら、榎田先生の要望をお聞きしながら、講座をさせて頂きました。
今回はとくに、花嫁着付け講座のカリキュラム以外の技術も学んで頂きました。
着付けの技術に限界はありません。さらに深い学習を重ねていただけることを願うばかりです。●
●
●
●
●
●