きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

認定式のイベントに十二単着付けショー

2015-09-19 23:28:16 | 十二単

十二単は、私たちの原点
昭和55年(1980年)、宮崎で産声を上げた「宮崎きもの学院」の市来学院長は、創業二年目から、「宮廷衣裳(十二単)」「歌舞伎衣裳の着付け」の技術の習得に精魂を傾けてまいりました。
そのために、京都と東京に通い続けた歳月は二十年以上に及びます。

日本舞踊の着付けを専門にした「衣裳方」の部門があるのはこの長い歳月があるからに他なりません。

世界各国に紹介してきた宮廷衣裳
私たちはこれまでに、民族衣裳の原点でもある、直線裁ちの「十二単」を世界の国に紹介してまいりました。
オーストラリア、インドネシア、シンガポール、中国などです。
とくに中国では、十二単着付けショーが北京放送で放映されましたし、シンガポールでの文化交流では感謝状を頂きました。
これが現在の「振袖着付け」や「花嫁衣裳の着付け」の技術を支えているわけです。

十二単…本当  認定式でお楽しみください。
一般に呼ばれている「十二単」。この呼び名は俗称で、本当の名前は「五衣、唐衣、裳」と言います。
この十二単が、皇后さまがお召しになるものになると呼び名が変わってきます。
「御五つ衣、御唐衣、御裳の御服」がそれです。

現在の宮廷衣裳の着付けを担当するのは、高倉流と山科流。微妙に着付けが違います。

11月5日(木)の認定式では、「十二単と束帯」の着付けをご覧頂きます。お楽しみに!







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