きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

11月7日に「認定式」と「きものフェスティバル」…その3

2013-10-04 00:34:33 | 時代風俗衣裳
日本舞踊の舞台裏を覗いてみませんか…

今回の「きものフェスティバル」では、「日本舞踊の会」の舞台裏をご覧いただくことになりました。

ある会館で行なわれている、ある流派の「舞踊の会」の舞台裏…

いま舞台で踊っている長唄が、拵えをする裏方の仕事場まで聞こえています。
舞台裏では、出番前の支度がすすんでいる様子…。

踊り手さんの頭に巻かれているのは羽二重。プロの顔師の手でお化粧が出来上がりつつあります。
白塗りをしているのですが、よく見ると芸者のお化粧らしい…。

隣りでは、お化粧の出来上がった人に衣裳を着せ付ける二人の衣裳方。
はしょり着付けに帯結びは後見結び…。出来上がって…本舞台へ。

やがて、先ほどお化粧をしていた踊り手さんの、裾引きの衣裳につのだしの関西芸者の着付けも始まります。
出番まで、あまり時間のない様子…急がないと間に合わない…
ここが衣裳方の腕の見せ所です。

短時間で踊りの衣裳を着せ付ける衣裳方の仕事…。
こんな情景を演出して、私たちの舞台裏を楽しんでほしいと企画いたしました。


以前のフェスティバルの着付け風景です。(上は大店の娘、左下は顔師のメイク、右下は関東芸者)
     

江戸時代とあまり変わらぬ、舞踊着付けの舞台裏。
ぜひ皆さまに楽しんでいただきたいと思います。
振袖などの着付けにたずさわっている方にも参考になるかもしれませんよ。

一般の方でご覧になりたい方はお問い合わせくださいませ。ご案内状をお送りいたします。





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