きつけ塾 いちき

「きもの」の袖に手を通す時に、「ときめき」を感じる日本の女性たち。
この「胸の高まり」は、いったい何なのでしょうか。

本衣裳をご紹介!

2017-05-18 10:06:51 | 男の着付け

演目は「君が代松竹梅」
5月21日(日)、宮崎市清武町の清武文化会館で開催される、「舞踊の集い」。
この「集い」に出演される方の「本衣裳」(写真)が京都から届きました。
演目は「君が代松竹梅」。

裾引きの衣裳に、帯は作り帯2本、丸帯1本、抱え帯4本、丸絎の帯締め紅白各1本、白の襦袢に裾除け、赤の帯揚げ、帯止などが入っています。
裾引きの衣裳は、普段の留袖などよりも丈が1mほど長く、前身ごろと後見ごろが同寸で広く仕立ててあります。
本番前に、踊る方と私どもで、帯や抱え帯などを選び、着付けをさせていただきます。

裾引きの着付けは独特で、腰から足元までのシルエットがきれいになるように着付けます。
衿合わせも、会場の広さや演目によって異なります。
また、帯結びも演目によって違うために、歌舞伎舞踊や日本舞踊の出版物を読むことも必要です。
着付けの現場で先輩の技を盗み、経験を積み重ねて技術を磨く以外にありません。

しかし、歌舞伎などで、長年にわたって培われてきた本衣裳は、きれいに着付けると、なんともいえない形のいいものです。










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