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鴛鴦丼弁当/我が青春の思い出/「トム・ヤム・グー」

2015年09月24日 | 田舎生活の衣食住
 ついに食材がほとんどなくなりました。寝たきり浪人だった頃、良く食べた貧乏飯の登板になりました(笑)。当時はタマネギを甘辛く煮て、卵でとじただけでしたが、少しは(いえ、かなり)成長して、あの頃ほど貧乏ではないので、豪華にゴボウも入れちゃいました。
 うーむ、ここまできてしまったかという感想です。卵丼とワカメのコンソメスープが最大の晩餐だった時代。それでも何ら不満もなくやってこれたのは、希望に満ちあふれていた若さゆえでしょう。今、夢も希望も喰っちまう勢いで、腹が減る(笑)。
 そして冷凍庫の片隅にちょびっとだけ残っていた、タンドリー・ポークとキャベツの千切り。豚肉に味付けしていなければ、豚丼が出来たのに、残念。
 なぜ、鴛鴦(いんよん)丼かと言うと、鴛鴦とは広東語では、そもそも半々=ハーフ&ハーフの意味です。お馴染みの香港火鍋の半分に仕切られた鍋。あれも鴛鴦火鍋と、現地では言います。
 で、出来上がった弁当を俯瞰で写していたら、丁度半々だったので鴛鴦丼としました。
 丼でもご飯は卵丼の下のみで、タンドリー・ポークの下はコールスローをめいっぱい敷き詰めています。
 卵丼にゴボウを入れたのは、見た目的には失敗。それでなくても茶色いお菜が更に茶色になってしまいました。味は、ゴボウが入った方が美味しい。どちらを取るか。そりゃあ、実(じつ)でしょう。それで、おされになるかと。赤と緑のピーマンを散らしてみたりしました。
 たまたまなのかも知れませんが、赤ピーマンの方が強(こわ)くない気がします。強(こわ)いは方言でしょうか? えぐいという意味です。







 
 我が青春の思い出の卵丼を食べながら、遥か昔を思い出しました。出汁も取っていない砂糖と醤油で煮ただけの卵丼。それでも甘くて美味しかったなあ。
 四畳半ひと間に、玄関に申し訳程度に作られたキッチン。もちろん、風呂無しで、トイレだって共同です。今の人には考えられないでしょうね? 
 エアコンも冷蔵庫も洗濯機もTVもなく、家電といったら扇風機と炬燵(これは冬以外はテーブルとして万年使用)、ラジカセ(これももはや知らないか?)のみ。それでも生活って出来るし、何より、近くの友人と誘い合って銭湯に行ったりして楽しかったものです。
 真夏でも、扇風機一台の部屋に、友人と集まってみたり…、それでも誰も「暑い」だの「寒い」だの文句を言うこともなかったのは、昔は、「夏は暑くて当たり前」。「冬は寒いもの」といった考えが根付いていたからでしょう。
 しかし我が半生を振り返り、あの頃が一番楽しかったような気がします。

 タイの映画かな? 「トム・ヤム・クン」がオリジナル。「トム・ヤム・グー」だと、酸っぱいグーのスープになっちまうけど、ゴロだけで納得してくだされ。
 バックドロップ寸前の画像。果たしてグーは、どうするか…。因に、プロレスは多少詳しいのです。
 これは難しかった。結構細部、誤摩化しています。グーは笑っているようにも見えるけれど、寝起きの写真。可愛ええなあっ。




 バンコクで暮らしていた頃、レストランでムエタイ選手と一緒になったことがありました。同席ではなく、居合わせただけだけど。
 その中にアントニオ猪木氏に見初められ、日本デビューを果たす予定だった日系人の選手が居たのですが、彼は果たして日本でデビューしたのか? とにかく、皆さん良く食べていたことしか覚えておりません。
 大昔、ロサンゼルスのディスコ(未だクラブという言い方はしていなかった)で、当時、日本でもファイトをしていたドン・ナカヤ・ニールセンが踊っていました。一緒に行った知人は、「カッコいいお兄さんが居る」と言っていましたが、「ドン・ナカヤ・ニールセンだし」と心の中で呟いたのを覚えています。妙に逞しい女性と踊っておられました。


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